カテゴリー
思うこと 面白かった本

あれから10年…。

 年々、災害が起こる頻度が多くなり、またその規模も被害も大きなものになっている気がします。
けれども、10年前の「東日本大震災」は自然災害とともに「人災」(原発事故)もあり、その影響はいまだに続いていますし、終息の兆しも見えません。
震災直後は電気のありがたみ、また「原発」の危うさを実感し、原発の存在そのものについて、もっと慎重に考え直すべきではないか、と思っていました。
けれども今も、電気をたくさん使う生活を見直すことができずにいます。
先日購入した「電動歯ブラシ」も電気です。
蓄電池の技術がもっと進むと省エネにつながると思っています。
そのもっとも大きな期待は電気自動車です。そしてその先には、スマートシティがあります。
さらなる技術の革新が待たれるところです。

被害に遭われた多くの方々の哀しみが、少しでも癒されるように心から願っています。

タイトル:「買い物の九割は失敗です」 著者:岸本葉子
株式会社双葉社 2019年3月 ISBN:9784575714784

 これは、笑えます。思い当たることが多すぎです。
実物を確認せずにネットショッピングするのは、本当に冒険だと思います。
とはいえ、私はネットショッピングすることは稀なのです。
それなのに、こんなに共感するのだから、ネットショッピングに限らず「買い物」とは
厄介なものなのでしょう。
限られた時間で、希望に合う商品を一発で手に入れるのは至難の技。
実物を確認しながら買っても、後悔することは山のようにあるのですから。
特に洋服などは、気まぐれに「試着」すると店員の方の粘り強いおススメに負けて購入し、
家であらためて着てみると、なんだかテイストがいつもと違う、など気に入らない部分が目について
お蔵入りなんてことも。
人の失敗談、我が身の戒めへ。
いかがですか?

カテゴリー
思うこと 風景

6月です。

 外出自粛が徐々に解かれて、かつての日常が戻りつつあります。
もちろん、消毒、マスク、身体的距離を開けて、と制約はありますが。
やはり、人と触れることが怖いです。押しくらまんじゅうのようにして電車に乗っていたことが、信じられない気分です。
でも、人を押し込んででも、電車に乗らないと間に合わない!
ウイルスくん、私は見逃してね、と思っています。

日々、食料品と日用品しか見ていなかったせいか、少し大きな商業施設で雑貨や本などを手に取ったりすると、買い物の楽しい気分が蘇ります。
これって普通のことだったのに。
あれこれ手に取って、値段を比較しつつ、懐具合と相談して、やっとひとつに絞る。
(わたしは貧乏性なので、衝動買いは滅多にありません。)
めんどくさいと思うこともありましたが、今はその一つ一つの段階が楽しいことになりました。

今までごく当たり前だと思っていたことが、実はとても幸せなことだったんです。
これからは、すこしでも楽しみながら日々を送りたい、と思うようになりました。
時間や仕事、雑事や気分に流されず、飲み込まれず、自分のペースを守っていきたい。
うーん、理想だけど、大丈夫かな?