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エッセイ 日常の一コマ 雑学 面白かった本

梅雨入りも間近

 梅雨を思わせるような空模様が続きます。
先週は雷や雹など天気の急変がありました。
この先大きな災害につながることのないように
祈るばかりです。

けれども、先週の日曜日はとっても良いお天気で、
蔵前付近で行われていたイベントに参加しました。

モノマチ2022|2022年5月27日、28日、29日の3日間開催いたします。 (monomachi.com)

浅草橋から御徒町・蔵前付近一帯で、
ワークショップや期間限定の商品の販売など、
手仕事や日本の製品の良さなどを満喫できるイベントです。
今年は終了したので、興味がありましたら来年ぜひ!
この界隈は、もともと革製品の業者や服飾業者などが多い地域でそうした老舗と新しい感覚のクリエーターが街を盛り上げようと始まった企画のようです。
紙製品の会社も多くあり、
なぜか勢いで封筒の詰め合わせと
紙でつくる額縁などを衝動買いしました。
また、とてもすいていたので(というか、だれもいなかった)
シルクスクリーン印刷を体験して、楽しく過ごしました。

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適当に地図を見ながら歩いていると、
のぼりが立っているのでそれを目指してお店を覗いて、
また別のお店へというふうに、歩数を稼ぎました。
街を歩いているときは、
そんなににぎわっている感じはなかったのですが、
小規模な店舗が多いので、店内は結構人でいっぱいでした。
手芸が得意な友人は、ちらっと見ただけで作り方が浮かぶらしくそれはそれで、なんだかヒントもあったようです。
(そうであってほしいです。お時間をいただいたので。)
最近は、和の小物や日本の製品などに興味があります。
少し前まで、ブランドものが大好きだったのですが…。
日本人の細やかな感性、
長い歴史の中で培われてきた技術、
伝統を守りながらも
時代に合わせてしなやかに変化していく柔軟な姿勢。
なんだか、生きることに通じるようです。

タイトル:「書」を書く愉しみ 著者:武田双雲
株式会社光文社 2004年12月
ISBN:9784334032845

「書」を書く愉しみ / 武田 双雲【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
現在、電子書籍のみ

最近、いろいろなメディアでよく見かけるので、
どんな方なのだろうとなのだろうと興味がありまして
読んでみました。
作品から受ける印象とは違って、
とても地道に精進なさっていることが伝わってきます。
そして、「道」とつくものの奥の深いこと。
これでお終い、ということはない世界で、究めていくことの難しさを考えました。
正直、「書」の展覧会に足を運んだこともなく、どこをどのように鑑賞するのかも、よくわからない次第で。
だいたい文字も崩してあって、読めませんし。
けれども何事も、食わず嫌いをしないで、見ること経験すること感じることが大事なんだとしみじみ思います。
小学生以降、筆で文字を書いたことはありません!
(妙にきっぱり!…)
でも墨をする匂いは好きでした。
心が落ち着く感じがして。
これからは読めないからと素通りしないで、
じっくり向き合ってみようと思います。

この1冊が、あなたの人生の道しるべになりますように。

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エッセイ 思うこと 面白かった本

梅雨、真っ盛り…。

 大雨が続いています。大きな災害につながらないことを祈るばかりです。
けれども今年も災害が起こってしまいました。被害に遭われた方、大変な思いをされた方、皆様にお見舞い申し上げます。

こういう時は、日頃の備えが問われるわけですが、心配性の割には物理的な備え、たとえば「水」や「食料」の備蓄、非常持ち出し袋の常備というのは、自分にとってかなりハードルの高いことです。備蓄場所を確保すること、また避難のためには、備蓄とは別の持ち出しのための様々なグッズの収集、それらの期限管理、はたまたそれを日ごろから点検し、便利グッズがあれば内容物のアップデート、どれをとっても苦手なことばかりです。
なにしろ、日常に必要なものたちの整理整頓だって、なかなかままならないのですから、当たり前ですが。
よく片付けについてのムック本などを見ていると、日常的に片付け上手な人は、非常時の備えも万全という方が多いように思います。そりゃそうだ、と自分に突っ込み、防災はやっぱり難しいと落ち込みます。

タイトル:「Q 人生って?」 著者:よしもとばなな
株式会社幻冬舎 2011年8月 ISBN:9784344417274

 タイトルのように、よしもとさんの人生に対する考えが書かれています。
もともとご自身のサイト内で質問コーナーを設けており、そこで様々な質問に答えてこられる中で、繰り返し出てくるテーマがあり、それを共通の悩みとして取り上げて質問に答える形式のエッセイとなっています。たとえば、目次には以下のような質問があります。「ほんとうの優しさってなんだと思いますか?」 とか、「つきあっている人にお金を貸してくれと言われたら、どうすればいいのでしょうか?」 「死への不安にとらわれてしまうとき、どうしたら前向きな気持ちになれますか?」 などいかにも人生の深いお話から、日常によくある悩みまで、フルコースです。ご自身の体験・経験から得られた感想や見解が、とても正直に語られていて、好感が持てます。こうした人生相談は、一般論か理想論、中庸が肝心などなど、なかなか苦しい気持ちに寄り添った答えがないことが多いものです。
もちろん、人生に正しい回答などあるはずがないのですが、それでもなお辛いとき、宗教などの既存の教えばかりではなく、もっと身近に気持ちの支えが欲しい。
みんな一緒なんだよ、状況は違っても同じように辛いことがあるんだよ、でも大丈夫。
それでもなお生きることが大事だし、自分が楽になる視点をみつけるといいよ、と勇気をもらいました。

この1冊が、あなたの暮らしに寄り添う本となりますように。

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思うこと 読み物

梅雨入りしました。

 梅雨入り宣言があってから、やはりというか当然というべきか、曇りや雨の日が多くなりました。
雨は必要ですし、その雰囲気も悪くないですが、なんといっても傘という荷物、レインシューズという蒸れやすい履物、快適に街歩きするのにはハードルが高いです。
湿度が高い状態は、不快であるばかりか、衛生上もカビなどの発生に気を使うので、しんどい気持ちになりやすい。なんとか、少しでも快適にすごせないものか、思案しております。

タイトル:チャリング・クロス街84番地 本を愛する人たちのための本
著者:へレーン・ハンフー 編著・訳:江藤淳
株式会社講談社 1980年4月 

上記の本はとても古い本ですが、その内容もさらに古くて1949年から1969年までアメリカ人女性とイギリスの古本屋との本の注文を中心にした往復書簡のみで成り立っています。
その当時の時代の雰囲気、本の価値、本をめぐる人々の生活の一端を垣間見ることができます。手紙のやり取りだけなのに、なんとも暖かい気持ちになる不思議な本です。
また、日本語訳も軽妙で、今の日本語とは違う慎み深い雰囲気が本の内容に似あっています。
古書店に足を踏み入れたことはないですし、これを読んだからといって、すぐに行ってみよう、というほど興味をそそられるわけでもないですが、ずっと無くならないで欲しいと思います。
本とは、とても不思議なものです。
本は人生の伴侶になれるし、時を超えて人生を照らしてくれることもあります。
それなのに、忽然と行方不明になったりして、思いがけないところからひょっこり現れたり。

この1冊が、あなたの人生のあたたかな光となりますように。

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お役立ち本 思うこと

梅雨入りは?

 雨の日が単発で長続きしないためか、梅雨入り宣言がありません。
まだ、蒸し暑い日が多くないので、助かっています。
なにしろ、マスクが必須ですから。
不織布が有効ときいたので、今ではそればかり使用していますが、息がこもる感覚が苦しい。
昨年だって辛かったのですから、このまま、暑い夏を迎えるのかと思うと、今から体調が心配です。
歩かなくなった日常、ポッコリお腹が目立つ、疲れやすい…。
これは、まずいかも。

タイトル:人生がキラめく靴選び ストレスなく歩ける!スタイルも整う!
著者:森千秋 河出書房新社 2021年4月
ISBN:9784309288734

読んで、目から鱗が!
歩く機会が減ったので、ほとんど毎朝仕事前に近所のスーパーで買い物をするようにして歩数を最低限確保し(2,000歩強)、土日はさらに距離を伸ばして8,000歩を目標に頑張っていました。
つまり、歩く量ばかり気にしていたのです。
けれどもなんだか気のせいか、ポッコリお腹が大きくなったような?
などと不審な気持ちがありました。
この本を読み始めると、自分が正しく立っていないこと、正しく靴を履いていないこと、正しく歩いていないこと、よくわかります。しかも科学的な根拠があり、説得力が半端ないです。
よくつまずきそうになるわけ、足があがらないわけ、いちいち納得です。
この本、めげそうになったら読み返して、体にしみこませれば健康な足になり、そればかりか健康な人生をお気に入りの靴とともに送ることができそうです。
おしゃれな靴は、足に負担がかかるので外出先での目的に合わせて慎重に選ばなくてはならないこと。
普段はヒモ靴が一番良いこと、面倒がらずにひもは毎回結ぶこと。
脱ぎ着に手間がかかることが、私にはハードルが高い。
けれども、ここに手間暇をかけることが足にも靴にも、とてもハッピーなんです。
どこかで「靴は人生を運ぶ」という言葉を読みました。
本当にその通りだと思います。

この1冊が、あなたの人生の良き道案内になりますように。

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思うこと 日常の一コマ

セミの声、やっとです。

 梅雨明けが待ち遠しいこの頃です。蒸し暑いですが、本格的な暑さはこれから。曇りがちの日が続くせいか、今年はセミが鳴き始めるのもずいぶん遅い気がします。そのセミの声とて、長続きせずにすぐに止んでしまいます。お天気までもが、自粛を後押ししているかのようです。

これからの社会の在り方に大きな影響を与え続けている、新型コロナの感染増加傾向。
収まるどころか、ひどい状況になりつつあります。人の動きを制限すれば感染は減りますが、経済は立ち行かなくなる。なんとも歯がゆいことです。人と関わることが、とても大事であることを実感しますし、今まで以上に会える機会を有効に使いたいと思います。また、科学技術の進歩のおかげで実際に会えなくても、リモートで顔を見ながら話をすることはできるようになりました。昔のように通信手段は手紙や固定電話だけ、というのは、もう今では信じられないくらいです。
時代は変わっても、人間の気持ち、大切な人を思う気持ちは変わりません。
今週には、初めてお友達とZoomでおしゃべりをする予定です。
何しろ、機械音痴の私。うまくつながって楽しくお話できることを願っています。
そしてうまくいけば、もっとリモートで会える人が増えるのではないか、楽しみなことです。
自由に旅行などへ出かけることが難しいので、便利なPCを使いこなそう、というわけです。

 私は、傷ついた人を癒したり見守ったりすることをライフワークにしたいと思っています。
今のところ、どのような手立てがあるのか、何ができるのか、模索しています。
「絵本の読み聞かせ」を検討しましたが、狭い空間に多くの人が集うことはできなくなりました。
たとえ多くの利益がでなくても、必要経費はまかなえる事業にしたいと考えています。
室内ではなく、屋外で開催というのも、素敵です。
問題は天候と暑さ、寒さの対策です。
そして何をするのかも、問題です。大人向けを想定しています。落ち着ける屋外での場所はどこか?
このところ、よく考えていますが、うまく思いつきません。アイデア、降ってこないかな?

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思うこと

ご無沙汰でした。

 最近何かと忙しく、ブログに投稿ができずにいました。
一部地域のみ大雨が降ったりして、これに新型コロナの不安も重なり、少し重苦しい雰囲気のこの頃です。これ以上、災害が起きないことを願っています。また、今辛い状況にある方に、お見舞い申し上げます。
街に人は戻ってきましたが、あまり遠くに行くのは、ためらいがあります。それに大人数で飲食というのも危険な感じです。かといって、2人なら良いのか、悩ましいところです。どうしたって長時間飲食とおしゃべりを楽しむのが目的なのだから。お友達とおしゃべりすることが少なくなりました。
旅行したいと思っても、「東京」からですと厄介な感じで対応されそうです。
観光地の方々から見れば、嬉し悲し、といったところでしょうか。たぶん…。
せめて猛暑にならないことを願っています。しのぎやすい夏、を切望!

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思うこと

九州が大雨に!

 最近の異常気象は、今までと桁が違うというか、本当に命の危険を感じます。
今この時にも、危険にさらされている方が、たくさんいらっしゃるかもしれません。
どうぞ、身の安全を第一に考えていただければ、と思います。
どこが安全なのか、何をすべきなのか、判断するのは難しいでしょう。でも判断した後に、迷うのはさらに危険な気がします。迷いが出ると行動に遅れがでますし、時には引き返してしまい、かえって危険なこともあるでしょう。とっさのことですから、あれこれ考えている暇はないと思われます。
人間の直感は、こんな時威力を発揮すると信じています。
昨年、東京でも大雨で私の家の付近には警報レベル4が出ました。つまり「避難勧告」が出たのですね。でも、小学校の体育館で過ごすよりも自宅の方が良いだろうということで、避難しませんでした。避難所は隣の小学校ですが、滝のような雨の中、1歩でも歩けばずぶ寝れになる。それに多くの方々と硬い床に座って過ごすのは、気を使うでしょうし、トイレも大変です。
今年はこれに加えて「コロナ対策」もあって、そう多くの人を受け入れることは困難でしょう。
今年も避難所を利用することは、なるべく差し控えたいと思っています。
それとて、家が安全と判断できれば、ということで、たとえば大地震で建物が損傷し、物が散乱して足の踏み場もない、となれば避難所に行くしか方法はないのですけどね。

 梅雨の末期なのか、紫陽花も枯れ始めていて少し寂しいです。
紫陽花は本当に雨が良く似合います。雨で色鮮やかになるように思います。

集中豪雨が早く収まって、平穏な日常が戻ってくることを切に願います。
毎年日本のどこかで災害が起こり、多くの犠牲を出しています。
自然災害は避けようがありませんが、なんとか乗り越えて、笑顔が戻ることをいつも祈念しています。そして明日は我が身、と思って備えを万全に。今からでも遅くないです。たぶん。

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思うこと

忙しい!

 梅雨らしいお天気が続き、マスク必須の状況は、本当に暑い!です。
息苦しいうえに、体力を消耗する感じがあって、
夏本番を迎えるとどうなるのか、今から心配です。
本当はマスクにどれほどの効果があるのか、科学的な根拠が十分に伝えられていないように思います。
感染予防ではなく、飛沫が飛ぶのを防ぐため、と言われていますが、気分的には防御です。
(私だけですかね…。)

自粛が終わり、通常の生活が戻ってきました。ちょっとした外食や雑貨や服などを買う、という何気ないことが、とても楽しいですね。確かにネットですと、何でも自宅に居ながら買えたり、宅配で中食までできますが、気分転換とまではいかない感じがあって、なかなか難しい面がありました。
それにしても、便利な世の中で本当に良かった。
そうでなかったら、こんなに簡単に経済を止めてしまうなんてことは、できなかったに違いない。
今や、コロナと共存という状況です。
自分で危険を予測して、身を守る行動を取らなければなりません。
ますます、個人の選択と責任が重要です。
あやふやな情報に惑わされることなく、正解のない問題に対処していく。
何を選ぶかは、個人の自由です。誰かの言いなりにならなくて良い。
自立を求められているのだな、と思うこの頃です。