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思うこと

朗読について

 私は、主に‘大人’に向けて読み聞かせをしてみたい、という夢があります。
きっかけを作りたくて、イベントを企画しましたが、中止になりました。
思えば、大変無謀なことでした。(だからホントはこれでよかったのですね)
なんと、声に出して読むことに慣れていなかったのです。
もちろん少しは知っていましたが、いざ実際にやろうとすると、練習もプランも何一つ満足にできないことに気が付きました。
普段は、なかなか忙しくて「夢」の実現に向けて何か具体的に勉強をすることができずにいました。
けれども、『緊急事態宣言』という思わぬ状況になって、時間が取れるようになりました。実際に体験したり、資料を当たったり、ということはできませんが、ネットで調べたり、聞いたりすることはできます。
そうすると、「自分の眼で読む」のとは違って、文章を聞くと、展開がゆっくりですし、文章の意味を伝えるためには、読み方の工夫が必要で作品を深く読み込まなくてはならにことを実感しました。
「読み聞かせ」というと多分絵本を読むことで、「朗読」というと文学作品を読むことではないかな、と思います。
いずれにしても作品に対する共感と理解が不可欠なのですね。
今更ながら、自分の考えの甘さに冷や汗が出る思いです。

爽やかなお出かけ日和ですが、買い物途中になごむ程度で。

今のこの時間にできることは何か、考えています。
多くの人々が、いわれのない差別や偏見や心ない言葉に傷ついています。
声を上げて助けを求めることもできない人たちがいることを、そうした人が身近にいるかもしれないことを、知って欲しいと思っています。
まずは「知る」ことから変わる、と思っています。