外出自粛で家にいる時間が長くなり、増えたものがあります。
トイレットペーパーの使用量、PCでネットを見る時間、ごみ(食料品の包装など)、電気代、飲み物全般の容器(あっこれもゴミか!)。
だんだん目に付くものが必要なものかどうか、考えるようになります。
そうはいっても、断捨離もそうはできないのですけど。
まずは「冷蔵庫」の整理から、とテレビ番組で紹介していました。
つい、時間はまだまだあると思い、実行は先延ばし状態です。
家にいると増えるもの、自分に向き合う時間です。
あえて、そうしたいと思っています。
今、「瞑想」あるいは「マインドフルネス」というものに興味がありまして。
あー ストレスを抱えているんだろう、とか 疲れてるんだね、などと思われてしまいがちです。でも、これはあらゆる人々に有効な心の整え方だと思うのです。
現代社会では能力いっぱいを仕事に集中することが求められます。
与えられた仕事を効率よく早く、たくさんこなすことが得意な人が「できる人」と言われます。
けれども人には個性があって、得意なこと苦手なことが、みんな同じではありません。
それなのに、仕事ではみんなと同じ能力、スキルが求められる。
それに適応できる人はいいけれど、できない人はどうしても人の輪から外れます。
外れることが苦にならなければ、それに他の得意な事で補えれば、居場所が確保できます。
けれども人間関係の不調和というものは、ちょっとした言葉から、何気ない話題から、仲間外れになります。外れた方は、その雰囲気だけで敏感に傷つき、本当は想像だけで事実ではないかもしれないことに、心が折れそうになるんです。
つい自分に落ち度があって、このようなことになったんだ、と自己否定したり自信を喪失していき、自分で自分を追い詰めてしまいます。
なんとか、自分を立て直したい!と興味をもったのが「瞑想」だったのです。
まだ、きちんと学んだわけではありません。
自己流で取り組み始めていますが、心を空っぽにする、なんてことできないんですね。
でも、それでも良いそうです。
いろいろ思い浮かぶ、ということに気が付いて、心配なんだな、不安なんだな、という自分の心を受け止める、認めることで癒しになるんだそうです。
それなら、大丈夫なのかも。続けられるかも。