皆様、いかがお過ごしでしょうか?
緊急事態宣言、無視するわけにもいきませんし、しゃくし定規に守れるわけもなく…。
大変困難な状況です。
このような中で働いていらっしゃるエッセンシャルワーカーの方々へは、
本当に感謝しかありません。
いつも、ありがとうございます。
そして一日も早く、新型コロナが収束することを願っています。
差別や偏見が、今まで以上に深刻です。
隠れていたものがあぶりだされてきたようです。
私の知恵と決断を問われている、と思っています。
労わりあい、支えあい、けれども依存しない、自立した生き方を模索しています。
タイトル:「謎物語 あるいは物語の謎」 著者:北村薫
株式会社東京創元社 2019年11月 ISBN:9784488413088
今回は本格ミステリーとは何か、ということを題材に書かれたエッセイです。
この方も、言わずと知れたミステリーマニア。かなりの読書家。
いやはや、こんなに読めるものなんですね。いくら好き、と言っても。
推理作家にまでなってしまうのだから、そりゃそうですね。
作品の肝であるトリックがすでに作品になっているか、
調べておかなくてはならないでしょうし、同じような方向性の物語もまずい。
けれどもトリックだけ見れば、密室だとか、アリバイだとか、似たものはたくさんあります。
それを違和感なく、というか必然の手段だと読者に納得させる手腕こそが作家の力量でしょうか。
あっ!なるほどそうだったのか!、と膝を打つような作品を期待して読んでいます。読者は。
それこそが推理小説の醍醐味ですから。
あなたは、どのような作家がお好みでしょうか?
なぜか、推理小説は夜に読みたい。
いかがですか?
面白そうな本を探して、明日の夜にでも読書に没頭するというのは。
寝不足になる?そうですね。週末がおススメです。