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日常の一コマ 美味しい一皿 読み物 面白かった本

寒い!

 年が明けるころから、急に寒くなりました。
日本海側では大雪、昨日は京都でも…。
あまり降雪の記憶がない関西・山陽あたりも今年はよく降ります。これも異常気象なのでしょうか?
数日前、朝の通勤電車から雪の富士山が見えました!
冬の雪を頂いた富士山は格別な美しさです。
こころ洗われる瞬間です。
電車から見える時間は、ホンの数秒です。
ささやかでも、冬ならではの楽しみを見つけたいものです。

タイトル:人類の歴史をつくった17の大発見
著者:コーディー・キャシディー 訳:梶山あゆみ
株式会社河出書房新社 2021年11月
ISBN:9784309228372

人類の歴史をつくった17の大発見 / キャシディー,コーディー【著】〈Cassidy,Cody〉/梶山 あゆみ【訳】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

 年末年始に読むぞ!と意気込んで見つけた本です。
先史時代の私たちの祖先の人類の発明から私たちホモサピエンスの時代の初めての出来事まで、現在の科学で解明されていることを楽しくかつ、わかりやすく興味を掻き立てる読み物です。
目次からすでに楽しい。
 はじめてカキを食べたのは誰?
 はじめて衣服を身につけたのは誰?
 はじめての謎の殺人事件の犯人は誰? などなど。
科学技術の発達で、こんなに詳細にわかるようになったことが驚きです。特に 「はじめての謎の殺人事件の犯人は誰?」は推理小説風に読めて面白いです。

ともすると先史時代の人類は、文化も何もなく現在よりも劣った意識だったと思われがちですが、本当にそうだったのか?
縄文式土器も、なぜあのような文様が刻まれているのか、謎ですし、そもそもその時代の道具で同じ土器を再現するのは非常に困難ということです。高い技術があったのです。
昔の教科書で習ったことが刷り込まれていますが、科学の進歩は目覚ましく、教わったことが実は間違いだった、ということはたくさんあります。
時には、常識を疑ってみることも大事なことかもしれません。
当たり前を当たり前と思わないこと、変化の激しい現代ではこのような柔軟な思考が必要なのかもしれません。

この1冊が、あなたの人生の色どりになりますように。
 

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お役立ち本 思うこと 雑学

新年早々

 あけましておめでとうございます。
本年も、少しづつ読んだ本をご紹介していきたいと思います。
お役に立てたら、とても嬉しいです。
とはいえ、最近読む速度が格段に落ちてきました。
見えにくいですし、集中力も無い気がします。
仕事でもネットでも短い文章ばかりに触れているためか、長文だと理解するために何度も立ち往生します。
これが読む速度に大きな影響を与えているように感じています。
でも、本は手放せない。
大切な相棒なのです。
この相棒を、皆様にご紹介したいのです。
どうぞ、今年もお付き合いください。

新年早々、展覧会に行きました。

国立近代美術館で開催されている下記の展覧会です。
雑貨が好きなので、民芸品も大好き。
どれも手仕事で作られているので、表情豊かで温かい。
家に連れて帰りたいと思うものもいくつか…。
興味のある方は、ぜひ!



[公式]柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」@東京国立近代美術館 (mingei100.jp)

タイトル:新しい免疫力の教科書 著者:根来秀行
朝日新聞出版 2021年4月 ISBN:9784023340206

新しい免疫力の教科書 / 根来 秀行【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

今の状況にピッタリです。
オミクロン株が登場しても基本的に私たちの体の防御システムは変わらないので、対策は同じです。
マスクや手洗い、うがいがなぜ有効なのか、ワクチン接種で感染予防ができる仕組みなど、TVやネットではなく本を読むことで自分のペースで学べます。
画面で読む情報は、すっと通り過ぎていく感じがします。
きっと毎日大量の情報に接していいるためと思うのです。
活字はどういうわけか、情報をイメージしやすい気がするのです。いってみれば、印象に残りやすい。
そうはいっても、すぐに忘れてしまうのですけど。
情報のほんの一欠けらでも、頭のどこかの引き出しに入っているものと思っています。

この1冊が、あなたの健康を守る一助になりますように。

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お役立ち本 雑学 面白かった本

どんな1年でしたか?

 今年1年を振り返ると、やはりコロナを抜きには語れません。
自由な外食・旅行が制限され、リモートワークが推進?(したような、しなかったような?)
人とのふれあいが本当に減りました。
でも、そのかわり自分の家だとか手料理、家の近所の公園など今までは意識してこなかったものが急に身近になりました。
自分にとって心地よいことは何か、どうしたら穏やかに過ごせるのか、そんなことを試行錯誤した年でした。
社会のあり様が変革の時期にあり、その真っただ中にいるような気がします。
来年は、もう少し外に向けて活動できるところが広がって、今まで以上にご機嫌な日常を過ごせるようになることを願っています。

タイトル:見つける東京 文:岡部敬史 写真:山出高士
東京書籍株式会社 2021年7月
ISBN:9784487815289

見つける東京 / 岡部 敬史【文】/山出 高士【写真】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

 楽しい本です。
長く暮らしているのに、知らない名所やその地の歴史。
よくTVでも街散歩で取り上げられることもありますが、
映像ですとその瞬間だけで忘れてしまうことが多いように思います。わざわざ、メモを取ったりしませんから。
でも本の良いところは、図書館で借りたり、必要ならメモすることはもちろん、コピーも取れるし、気に入れば購入して繰り返し、そして長く楽しむことができます。
この本を作った方々は、コロナ禍でもあちこち取材をし、写真を撮って、東京の魅力を伝えてくださっています。
東京生まれでないからこそ、発見できる事柄もたくさんあります。
以前、文と写真を担当されているお二人の「くらべる東西」も読みました。こちらもおススメです。銭湯の湯船の設置場所が関東と関西では違う、とか。
へえ、と思うこと間違いなし、です。

この1冊が、あなたの日常のお供となりますように。

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ライブラリー 日常の一コマ

「ご褒美」探し

 早くも年末。
今年も、よく頑張りました。
というわけで、自分への「ご褒美」を探しています。
普段は躊躇して買えない、少し背伸びしたぜいたく品(?)というものを探しております。
これが、なかなか難しいのです。
アクセサリーも良いな? 
うーん、ハンドバッグもそろそろ欲しい…。
去年、ダウンコートを購入したから、別の素材のコートも欲しいかな。
迷い出すとキリがありません。
そんなわけで、まだこれが「ご褒美」というものを絞り切れていません。
先日「ご褒美」とは違うのですが、「湯たんぽ」を買いました。
これが、大正解!でした。
エコだし、かわいいデザインだし。
布団の足元があったかになり、夜中に足が冷えて目が覚めることがなくなりました。

IDEE SHOP Online LAPUAN KANKURIT 湯たんぽ DUO: インテリア雑貨 (idee-online.com)

湯たんぽ自体はドイツのメーカーfashyのもので、カバーはKANKURITという北欧のメーカーのものだそうです。
昔からあるものですが、いつのまにかおしゃれに進化しています。冷え性の方におススメです。

タイトル:谷内六郎 いつか見た夢 
著者:谷内六郎・谷内達子 橋本治 芸術新潮編集部
株式会社新潮社 2021年8月
ISBN:9784106022999

谷内六郎いつか見た夢 / 谷内 六郎/谷内 達子/橋本 治/芸術新潮編集部【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

絵を見ただけで、週刊新潮を思い出します。
週刊誌に興味も何もなくても、絵だけは知っている。
おそらく書店でよく見かけていたのだろうと思います。
ファンタジックな様子なのに、子どもの顔は寂しげな感じなのが印象的でした。
昔懐かしい昭和の雰囲気を思い出す作品も嬉しいですし、子どもの頃に様々な空想をしていたことを思い起こさせるようなノスタルジーを感じさせる作品も楽しいです。
平面的なのに、奥行きを感じさせる色遣いや構成など当時は何とも思わなかったけれど、よく計算されていることが感じられます。
毎週毎週、大変なお仕事だっただろうと思います。
作者は体が丈夫ではなく、連載の最初は書き溜めてあったものを使っていたというエピソードがありました。
ただ続けるのではなく、毎回創造していくことの難しさを思います。
でも、狙い通りのものが出来た時の喜びもきっとたくさんあったことでしょう。
身近にあったのに、いつの間にか忘れていたものに再会しました。

この1冊が、あなたの人生を彩ってくれますように。



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お役立ち本 雑学 面白かった本

地震、多くないですか?

 なんだか、不安な気分なのです。
地震頻発、その地震も震度5だとかの、大きな揺れです。
とても怖がりなので、ホント心配です。
なので、ドラマの「日本沈没」も見てません。
遠い昔、原作は読みましたが。
その頃は、まだまだSFの域を出ない物語と思っていました。
けれども、阪神淡路大震災あたりから、急に現実味を帯びてきて、地震発生のメカニズムもだいぶ研究されています。
そこから予測までは、ハードルが高いのですね。
わかったからと言って、それをどのように活用すればよいのか、まだ議論すらきちんとされていない気がします。
減災というのは、本当に難しいことです。
それにしても、地震は地球が生きている証拠です。
奇跡なんですね。
地球上であらゆる生物が、生きていること自体が。

タイトル:アンドロイドは人間になれるか
著者:石黒浩 株式会社 文藝春秋 2015年12月
ISBN:9784166610570

アンドロイドは人間になれるか / 石黒 浩【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

 とても面白くて、あっという間に読破しました。
ロボットを作るには、人間とは何か、心はどこにあるのか、という哲学の問題に向き合うことでもあるのです。
この研究をしている石黒先生は、ご自身にそっくりなアンドロイドを作っていますし、他にマツコロイド、米朝アンドロイドなどでテレビでも紹介されているので、ご存じの方も多いと思います。アンドロイド作成の初めのころは、人間そっくりなロボットなんて意味があるのか、など批判や疑問も多かったように記憶していますが、だんだん受け入れられてきたように思います。
コロナでコミュニケーション不足が問題になっていますが、このロボット研究は先見の明があるようです。
人間は、そばに他者の存在を感じられることで、安心感を持てる、自分の本心を言えるのです。
他人がいるから自分を感じられる。
自分のことは、自分が一番わかっている気になっていますが、よく考えると自分の顔かたち、体全体、歩き方など客観的に見ることは、なかなかできません。いまや、手軽に動画を撮影できるので、まったく見たことがない、という人はいないかもしれません。でもその画像を見て、思っていた自分と違うと違和感はなかったでしょうか。
私は自分で想像していたよりも、「老けてる!」とショックでした…。
まあ、それはともかく。
自分というフィルターを通して、他人を見ているのですが、本当は他者を見ることで、自分の存在を確認している。
そう思うと、他人のおかげで自分が生かされている。
感謝しかありません。

この1冊が、あなたに多くのヒントを授けてくれますように。

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日常の一コマ 風景

長谷寺お参り

 久しぶりに鎌倉の長谷寺へお参りに行きました。
年に1度か、2度くらいお参りしております。
母が好きだったことを思い出して3年位前にお参りしたのが始まりで、その景色の良さとお庭の素敵なこと、に魅了されています。もちろん、仏像も迫力があってすばらしい。
今回も、いつもと変わらず鎌倉の海と山の風景が迎えてくれました。
鎌倉には、他にも名刹がたくさんありますが、あちこち歩き回らずに、ここだけに絞って、ゆっくり堪能することにしています。

最近オープンしたばかりのカフェのようです。

鎌倉・長谷駅から徒歩3秒!極厚スコーンサンドで話題のドリンクスタンド|るるぶ&more. (rurubu.jp)

タイトル:本の力 私の絵本創作秘話 著者:酒井京子
株式会社 童心社 2021年6月
ISBN:978449017409

本の力 / 酒井 京子【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

 何気なく手に取りましたが、以前に読んだ「田畑精一」さんが出てきました。「おしいれのぼうけん」という絵本の企画から出版に至るまでのお話が最初に書かれています。
作者の「古田足日」さんの作品は、小学生のころ大好きで、たくさん読みました。
けれどもすでに絵本を読む年齢ではなかったので、「おしいれのぼうけん」はずいぶん後になって、ちらっと読んだ程度でした。
古田さんの作品では、冒険好きな小学生が生き生きと描かれていて、自分の近くにもこんな楽しい子がいたら良いのに、とずいぶん考えたものです。
今回の本に関しては、本に引き合わされたような不思議な感覚でした。まさに「本の力」!です。
いえいえ、もちろん作者はこのようなことを言いたいわけではなく、ロングセラーとなって生き残る本には、その本に込められた思いの強さが源である、ということだと思います。
本の作成にかかわるすべての人の誠実な仕事が、読者に伝わるのでしょう。
人の心のあり様は、とても普遍的であるからこそ、時代が変わっても長く読み継がれるのでしょうか。

どんな仕事も、誰かにその成果を届けています。
誠実に仕事に向き合いたいと思いました。

この1冊が、あなたの人生の灯台となりますように。

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ライブラリー 面白かった本

小さくてすごい!

 過ごしやすい日が続いています。
紅葉の進み方もゆっくりな気がします。

コロナ感染が減少傾向で、飲食店も昼間からアルコールの提供が始まって、少しづつ解放感が出てきました。
大丈夫かな、と思いつつ…。
好きな時に、好きな場所で、自由に飲食できることが
こんなに素敵なことだなんて、思ったことはありませんでした。
本当は当たり前なことなど、ひとつもないのかもしれませんね。
感謝の気持ちで過ごしたいです。

タイトル:こびとの世界 Mozu著
株式会社玄光社 2021年7月
ISBN:9784768315125

Mozuミニチュア作品集 こびとの世界 / Mozu【著】 <電子版> – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

 すごい世界観です。
Mozuさんの作品は本当に「こびと」が身近などこかで
私たちと同じように暮らしていることを想像させてくれます。
それはきっと作品の中に「こびと」がいないから、
だと思います。
直前まで、そこにいたかのような気配だけ。
だから、余計にリアルに感じることができるのです。
佐藤さとるさんのコロボックルのお話が大好きです。
あのワクワク感を思い出しました。
作りこみが普通ではありません。
汚れを再現したり、光の加減にこだわっていたり。
ページをめくるたびに驚きがあって、とても楽しい作品集です。
展覧会もあるようです。
ご興味がありましたら、ぜひ!

Мozuアートワーク-ちいさなひみつのせかい- (mozu-exhibition.com)

この1冊が、
あなたにワクワク感をプレゼントしてくれますように!

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読み物 雑学 面白かった本

女性を応援したい

 暦は進んでいますが、気温は後戻りしているかのように、
暖かで穏やかな日が続いています。
こんな気持ちの良い秋らしい日が嬉しいです。
異常気象が大きな問題となっていますから、なおさら有難いことと思います。
ご機嫌はいかがですか?

タイトル:世界を変えた10人の女性科学者―
     彼女たちは何を考え、信じ、実行したか
著者:ホイットロック,キャサリン エバンス,ロードリ
翻訳者:伊藤伸子 化学同人 2021年8月
ISBN:9784759820416

世界を変えた10人の女性科学者 / ホイットロック,キャサリン〈Whitlock,Catherine〉/エバンス,ロードリ【著】〈Evans,Rhodri〉/伊藤 伸子【訳】/大隅 典子【解説】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

今年もノーベル賞の受賞者が話題となりました。
日本人が受賞するかどうか、がいつも話題の中心ですが、
今だに日本人女性の受賞はありません。
そして世界を見回しても、男性に比べて女性の受賞は圧倒的に少ないのです。
この本では、ノーベル賞を取れなかった科学者9人とキュリー夫人を取り上げています。正直、研究した実験の内容をすべて理解できませんでしたが、研究を全うすることがどんなに困難だったか、実感を持って感じられました。
紹介されているすべての研究者は、研究ができる場所にたどり着くまで大変な努力と勉強をされて、さらにその後の研究の継続にも多大なる熱意と工夫と努力を重ねています。
もちろん、このような努力に男女間で差があるといえるかどうか、と疑義が差し込まれることもあるでしょう。
けれども、女性が学問をすることすら認められなかった時代のことです。男性科学者の困難と比べられないほど、大変だったに違いありません。
彼女たちの研究なくして、今日の科学の進歩はなかったのです。
いつの日か、近い将来に「女性科学者」が当たり前に存在するようになり「女性科学者」という表現が一般的でなくなるようにと願っています。

この1冊が、あなたを勇気付けてくれますように。

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エッセイ 日常の一コマ 面白かった本

久しぶりの上野

 急に季節が進んで「寒い」「冷える」という感覚が蘇ってきました。なんでも一気に変わるのは、人の世だけでないんだ…?
コロナウイルスにしても、なぜこんなに激減したか、専門家もわからないようで。

 それにしても、自由が戻って嬉しいです。少し「密」を警戒しながらも、久しぶりに展覧会に出かけました。

伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」
東京国立博物館 – 展示 日本の考古・特別展(平成館) 伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」 (tnm.jp)

実は仏像を見る展覧会に行くのは初めてでした。
観光地の寺院に安置されている仏像を見たことはありますが。
今回は仏像だけではなく、天台宗の歴史そのものの紹介もあり、最澄直筆の書なども見ることができました。
千年以上前の経文その他が完全な状態で大事に残されていることに感銘を受けました。
自然体の仏像があったりして、教えが身近に感じられるというものです。何も知識がなくても、なぜだか満ち足りた時間を過ごせました。御朱印もいただけるらしく、お坊様が待機していました。でも、あまり目立たない場所でしたが…。

タイトル:山の帰り道 著者:沢野ひとし
株式会社KADOKAWA 2021年7月
ISBN:9784041113219

山の帰り道 / 沢野 ひとし【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

別に山登りが趣味だというわけでもなく、なんとなく「本の雑誌社」周りのエッセイが気に入っています。
そんなに大変な山に行ったこともないのに、なんだか清涼な空気を感じられる気がして。
山では慎重に行動し、緻密に計画をした通りに行程を進んでいく、時に悪天候に阻まれることもいとわずに。
体力のない、運動不足の自分には絶対に見ることのできない絶景、憧れます。
好きなことは長く続けられるし、それを中心に人の輪ができて、悲しい別れもあるけれど、様々に彩られた思い出がそっと人生に寄り添ってくれる。それはとても素敵なこと。

この1冊が、あなたに優しい安らぎを感じさせてくれますように。

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お役立ち本

解放感 あるある

 10月となり、ようやく「緊急事態宣言」が解除されました。
新規感染者数が激減。
減った理由はよくわかりませんが、とにかく自由に外出できる解放感は格別です。
マスクは必需品で、邪魔くさいのは仕方ありません。
外に出られる自由には代えがたい。
少し暑いですが、お天気にも誘われてお買い物に出かけました。
今年は、ブーツを1足新調したくて、下見です。

タイトル:はじめてのNISA & iDeCo
共著:依藤太希・高山一恵 成美堂出版
2021年8月 ISBN:9784415329451

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784415329451

 突然、実用書の登場です。
これからの生活を思うとき、自由に暮らしていくためには「お金」は大変重要です。
そうです。だって「ブーツ」にしても何にしても、「お金」がなくては何も買えないのです。
そこで一念発起。
貯蓄と運用をもっと真剣に考えようと手にした1冊です。
もちろん、一攫千金などもってのほか。
コツコツ、地道に積み立て運用で増やそうというわけです。
耳にしたことはある商品ですが、その内容はまったく知りませんでした。
でも1歩、踏み出さなければ、増えません。
今どきなので、ネットで調べつつ、申し込みは書類で。
(年がバレる…。)
やっとネットの証券会社で口座を開設しました。

この1冊が、あなたの未来に役立つものとなりますように。