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思うこと

そろそろ…?

 ようやく「緊急事態宣言」の解除が見えてきました。最後まで解除されていない地域では、商店などの中小企業の方々の、待ちきれない気持ちが伝わってきます。
じわじわと店を開けるところが、見受けられるようになってきました。
また、「自粛疲れ」という気持ちも、皆の中にあるように思います。けれども、終わりが見えてくると家にいる時間はとても貴重な時間だったとも思います。普段は忙しさに紛れて、自分に向き合うことを後回しに、あるいはやり過ごしてしまっていました。今している仕事は自分の望んでいるものか、生活は順調といえるのか、もちろんすべてが満足な状態というのは、なかなか無いと思いますが、これは大事というところを、きちんと守っているか、再確認する時間ではなかったか。そう考えると、すべきことはたくさんあったのでは。けれど「ゆったり、まったり」気分に流されて、「すべきことを」できないうちに、そろそろまた忙しい日常が戻ってきます。

近所の店先できれいに咲いていました。

 新しい生活様式というのも、戸惑います。人と距離を取る、換気に気を配る、つまりは今の生活の延長線です。惣菜の買い物ひとつとっても、私はまとめ買いができない質です。こまめに買い物に行くことが、気分転換や運動になっています。冷蔵庫にあるもので料理を作るのも苦手。売り場で材料を見ながら、食べたいと思ったものを作りたいのです。
でも、週に2日程度しか出勤しない、というのも仕事量から考えると少し無理がありますが、体が楽です。リモートワークも向き不向きがあるようですが、通勤の負担を思うと憧れます。仕事に一生懸命は良いけれど、休むことも大事だと気づかされます。
近いうちに、人で込み合う電車に乗り、週5日働く生活が戻ってきます。あーっ!

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思うこと 日常の一コマ

ほっとします。

https://www.youtube.com/watch?v=k_bAj4bb2PY
ちなみに1回目もあります。

 昨年、私が参加した参加したアナウンサーの橋谷能理子さんの「絵本の読み聞かせ」の一部を期間限定で観ることができます。

この時は、他にもいくつかの作品を読んで、さらに音楽で参加していた「もにじん」という
主にボサノバを演奏しているユニットの音楽披露の時間もあって、とても充実した内容のイベントでした。
この「たいせつなこと」という作品は、その時からとても印象に残っていて、大変励まされました。大人になると、いつのまにか忘れてしまいがちです。自分が自分でいることの大切さを。
ただ、せまい会場に多くの人がぎっしり、という状況でしたので、今は開催が難しいと思います。でも、楽しかったな。こんなようなことを、私もしたいと願っています。
今後は新型コロナに限らずウイルスとの共存を前提にした社会になっていくと思うので、人が集まるイベントの開催の仕方、運営の工夫が必要でしょう。

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思うこと

マスクかぶれ

 なんだか頬のあたりに違和感があります。
荒れてガサガサ、すこぅしヒリッともする。
なぜだ?と思ったら犯人は「マスク」です。きっと。
こんなに長い時間付けていたことはないし、場所的にもマスクがこすれる感じします。
頬が少し高くなっているあたりですから。それでなくても、乾燥しがちな年代だというのに…。(あえて公表しません。だってきっとお判りでしょうから。)
夏に向かって、さらに「マスク」は過酷な状況を作り出します。
なにしろ暑い!息苦しい!
通気性が良すぎると、予防の意味がないでしょうし。
いつまで「必須」なんでしょう。
そういえば、安倍総理肝いりの「マスク」も未着です。
ちらほら、周りで届いている人もいるようですが。

日差しもすでに「夏」のようです。
つばめも子育てに忙しそうです。

 最近、何が「正しい」ことなんだろう、と思います。
「正しい」とされていることは、常識であり人びとの共通の認識である、と考えられているように思います。つまり誰にとっても「正しい」という事柄は「同じ」内容である。
でも、本当にそうでしょうか?
立場が違えば、物事の捉え方、感じ方、考え方が違うのは当然です。
「正しい」ことは、人によって少しづつ内容が違うのが普通だと思うのです。
もちろん大部分は共有されているけれど、細かいところは人によってそれぞれなのが一般的。
違う部分があるから意見が違う、考え方が違う、理解が違う。
でも世の中には、こうした違いを認めない人が意外と多いように思います。
認め合うことができない、みんな一緒でなければ安心できない。
すこしでも違うところがあると、すごい「正義感」でその人にとって「正しい」ことを認めさせようとしてくる。
また「正しい」ことは、真理ではないから、時間が経つと変わっていくと思うのです。
決して不変じゃない。社会のしくみや、その人の経験や、周りの環境などによって変わっていくもの。だから「正しい」ことに、寄りかかりすぎたり、持ち上げすぎたりすると生きにくいと思います。
「正しい」ことは、こっそり自分で柔軟に流れるままに決めていきたい、そう思っています。

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思うこと

自粛解除後の世界

 だいぶ新たに感染が確認される方の人数が減って、落ち着いてきた感じがあります。
それに伴って、個人経営の飲食店や小売業のお店が再開しつつあります。
もちろん感染予防対策のため「アルコール消毒」のボトルが入り口に設置してあったり、人数制限をして店内に人が密集しないようにしたり、といろいろ知恵を絞ってらっしゃいます。
街でも割と多くの方々が歩いていて、ゴールデンウィークのときのように閑散とした雰囲気はありません。きっと大丈夫なんだろうなぁ と思いながら、不安もぬぐえないです。
段階的な解除になるとは思いますが、実際には人々の気持ちが一気に開放されて、感染者が増えるのではないか…。「長期戦を覚悟」と言われても、我慢していたので発散したい人が大多数です。
社会のしくみが、大胆にそして迅速に変わらなければ、みんなで共倒れになりかねません。
何から手をつけたらよいのかわかりませんが、慣習や常識を取っ払うという気持ちが必要だろうと思っています。

あちこちで、きれいに咲いています。きちんと手入れをしてくださる方がいらっしゃるんですね。

 今まで普通だと思っていた生活にまつわるすべてのことは、多くの方々の「力」で成り立っていたことに、ようやく気付いた感じです。人が流動しないと経済が止まってしまうだなんて、実際にそうなってみて、初めて重大であることを認識しました。一人ひとりの「力」が集結して経済が回っていたのですね。そして今まで隠れていた世の中の「ひずみ」が、見えるようになった。貧困、暴力、差別 …。ごく普通に見える人が、実はあちこちで「ハードクレーマー」だったりします。こんな人は、外出自粛の今、どうやってストレス解消しているのか、とても怖いです。

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思うこと

家にいると増える!

外出自粛で家にいる時間が長くなり、増えたものがあります。
トイレットペーパーの使用量、PCでネットを見る時間、ごみ(食料品の包装など)、電気代、飲み物全般の容器(あっこれもゴミか!)。
だんだん目に付くものが必要なものかどうか、考えるようになります。
そうはいっても、断捨離もそうはできないのですけど。
まずは「冷蔵庫」の整理から、とテレビ番組で紹介していました。
つい、時間はまだまだあると思い、実行は先延ばし状態です。

木々の緑がまぶしい季節です。

家にいると増えるもの、自分に向き合う時間です。
あえて、そうしたいと思っています。
今、「瞑想」あるいは「マインドフルネス」というものに興味がありまして。
あー ストレスを抱えているんだろう、とか 疲れてるんだね、などと思われてしまいがちです。でも、これはあらゆる人々に有効な心の整え方だと思うのです。
現代社会では能力いっぱいを仕事に集中することが求められます。
与えられた仕事を効率よく早く、たくさんこなすことが得意な人が「できる人」と言われます。
けれども人には個性があって、得意なこと苦手なことが、みんな同じではありません。
それなのに、仕事ではみんなと同じ能力、スキルが求められる。
それに適応できる人はいいけれど、できない人はどうしても人の輪から外れます。
外れることが苦にならなければ、それに他の得意な事で補えれば、居場所が確保できます。
けれども人間関係の不調和というものは、ちょっとした言葉から、何気ない話題から、仲間外れになります。外れた方は、その雰囲気だけで敏感に傷つき、本当は想像だけで事実ではないかもしれないことに、心が折れそうになるんです。
つい自分に落ち度があって、このようなことになったんだ、と自己否定したり自信を喪失していき、自分で自分を追い詰めてしまいます。
なんとか、自分を立て直したい!と興味をもったのが「瞑想」だったのです。
まだ、きちんと学んだわけではありません。
自己流で取り組み始めていますが、心を空っぽにする、なんてことできないんですね。
でも、それでも良いそうです。
いろいろ思い浮かぶ、ということに気が付いて、心配なんだな、不安なんだな、という自分の心を受け止める、認めることで癒しになるんだそうです。
それなら、大丈夫なのかも。続けられるかも。


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思うこと

朗読について

 私は、主に‘大人’に向けて読み聞かせをしてみたい、という夢があります。
きっかけを作りたくて、イベントを企画しましたが、中止になりました。
思えば、大変無謀なことでした。(だからホントはこれでよかったのですね)
なんと、声に出して読むことに慣れていなかったのです。
もちろん少しは知っていましたが、いざ実際にやろうとすると、練習もプランも何一つ満足にできないことに気が付きました。
普段は、なかなか忙しくて「夢」の実現に向けて何か具体的に勉強をすることができずにいました。
けれども、『緊急事態宣言』という思わぬ状況になって、時間が取れるようになりました。実際に体験したり、資料を当たったり、ということはできませんが、ネットで調べたり、聞いたりすることはできます。
そうすると、「自分の眼で読む」のとは違って、文章を聞くと、展開がゆっくりですし、文章の意味を伝えるためには、読み方の工夫が必要で作品を深く読み込まなくてはならにことを実感しました。
「読み聞かせ」というと多分絵本を読むことで、「朗読」というと文学作品を読むことではないかな、と思います。
いずれにしても作品に対する共感と理解が不可欠なのですね。
今更ながら、自分の考えの甘さに冷や汗が出る思いです。

爽やかなお出かけ日和ですが、買い物途中になごむ程度で。

今のこの時間にできることは何か、考えています。
多くの人々が、いわれのない差別や偏見や心ない言葉に傷ついています。
声を上げて助けを求めることもできない人たちがいることを、そうした人が身近にいるかもしれないことを、知って欲しいと思っています。
まずは「知る」ことから変わる、と思っています。

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思うこと 面白かった本

面白い絵本

 最近の絵本は、大人でも楽しめるものが多くなっています。
設定からして、アハハ!というものが特に好きです。

タイトル:オニのサラリーマン 富安陽子 文 大島 妙子 絵
福音館書店 2015年10月 ISBN:978-4-834082005 

これは「らじるらじる」というNHKの聞き逃し放送を聞くことができるサービスで出会いました。https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/roudokuhiroba20200413.html 

主にご自宅にいるお子様向けなので絵本の朗読が多いですが、中には文芸作品の一部なども聞けるようです。(現在、体験中です)
上記の作品はシリーズの1作目だったようです。主人公のオニはスーツをビシッと着て金棒担いで出勤します。そしてこの日は「血の池地獄」の監視を担当しますが…。あれまっ というような失態もありながら、ようやく勤めをこなして帰路につきます。このような内容の絵本は、大阪弁で書かれていることが多いように思います。特に大阪は笑いの文化の中心であり、言葉の響きや口調が、ユーモアのある作品にピッタリなのでしょう。
同じような作品をご紹介します。
こちらは、「らじるらじる」では取り上げらていません。

タイトル:「じごくのラーメンや」苅田澄子 作 西村繁男 絵
教育画劇 2010年4月 ISBN:978-4-774611556

絵本なのに、需要と供給の関係がよくわかる不思議なお話です。みんなに受ける商品を作り出せば、天国からも注文が殺到する…。あとはもう、地獄とか天国とか、定義そのものが曖昧なことになってしまう。とても子ども向けとは思えません。

タイトル:「天女銭湯」 ベク・ヒナ 作 長谷川 義史 訳
ブロンズ新社 2016年8月 ISBN:978-4-893096159

最後の「天女銭湯」は韓国の作家の作品で、絵ではなく人形の写真を使っています。そしてまた、「天女」の姿形も大変インパクトがあり、好みの分かれるところだと思います。「天女」も若かりし頃は、きっと美しかっただろうけど…。韓国にも銭湯があるんだ、とか、お風呂上りにヤクルト飲むんだ、とか文化の面でも発見がありました。



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思うこと

冷凍食品に感激! その2

 家にいると昼食も作ることが多くなります。
そこで冷凍食品が活躍しております。
冷凍餃子にハマってから、チャーハン、スパゲッティなど試してきました。
特にスパゲッティはゆでる必要がなくて、あっという間に出来上がる!
またもや感激しました。
確かに少し割高ですが、お弁当に解凍せずにそのまま入れるだけ、これにも助けられています。(話には聞いていたのですが、コロナ以降に体験してみた)
スーパーでの買い物は短時間に効率よく、と言われていますが、ついつい手抜きで美味しいものはないか、といつもはよく見ない売り場までじっくり探検してしまうようになりました。
イケナイと言われていることには、妖しい魅力があるものです。
すると調味料の売り場にも、材料何か一つあれば出来上がる、という商品がたくさんある…!いつの間にこんなに進化したのでしょうか。
味覚は人それぞれなので、美味しいかどうかは、一概に言えませんけれど。
この手の商品は未体験です。
豆腐も進化しています。レンジで温めるタイプの商品がたくさん出てます。
麻婆豆腐を食べました。なかなか、良かったです。



便利な食品探しもいいけど、やはり自由に出かけて好きなものを食べられ方が楽しいですよね。早くそんな日常が戻ってくることを願っています。
今は、自分がどんなものが好きなのか、どんなことをしたら楽しいのか、あれこれ考えています。
意外と自分のこと、わからないものです。
特にDVの被害に遭われた方は、要注意です。
いつもご自分の気持ちを抑えてきていますから、それに慣れてしまって本当の気持ち、自分の正直な気持ちに気が付かないことが多いようです。
ホンの少しの時間でも、気持ちを開放したいですね。

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思うこと

ハラスメントとは

 世界中で問題になっているDVですが、意外に、精神的な虐待であるハラスメントは、本人も周りの人も気づかないことが多いのです。生命の危機である身体的な暴力は、わかりやすいので理解や協力が得られますが、ハラスメントはただの夫婦喧嘩と受け取られがちです。けれども、こちらも加害者から逃れた後も、心が安定しないとか、自分の気持ちをどのように、どうやって、どこまで、他人に伝えたらよいのか、混乱してしまうということが多々あります。いつも自分に落ち度があるのではないかと考えてしまいます。自分の考えをどんな言葉で伝えれば理解してもらえるのかわからなくて、特に意見が違うときに、言うことすら止めてしまう。ひどくなると仕事上のことでも、連絡事項をうまく伝えることができなくなり、その結果周りの人たちから、コミュニケーションが取れない、協調性のない人間と思われてしまいます。仕事という「公」と自分のこと「私」の区別が、理屈としてはわかっていても、行動が伴わない。こうして居場所をなくしていきます。
ハラスメントの沼は、深くて暗いと思います。
常に相手にどう思われるか、このことばかり考えてしまい、かえって皮肉なことに自分本位なコミュニケーションになってしまいがちです。自分の正直な気持ちを素直に言ったりしたら(特に相手に「嫌」だとか「できない」だとか)まずいのではないか、と思ってしまう。

ちょっと遅すぎですが、今年見た桜です。

だぶん、自分が信頼されるには、まず相手を信頼することから、始めなくてはなりません。ハラスメントを経験した人には、この相手を「信頼」することが難しいのだと思います。もちろん、お付き合いの程度(仕事上の関係なのか、友達なのか、近所の知り合いなのか)によって、信頼の度合いが違うとは思いますが。
心の傷は、外から見えません。それだけに苦しい思いを抱えているのです。
本当に、どうしたらよいのか…。
少しづつでも解決していけたら、というのが今の願いです。

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思うこと

コロナDV?

最近、外出自粛のせいでストレスが溜まって、家庭内暴力が頻発して問題になっています。今までは、家庭内の見えないところで起こっていた問題が、一緒にいる時間が増えたことで、不満がエスカレートして表面化しているのでは、と思っています。実際、殺人にまで発展しているケースもあります。
氷山の一角が見え始めた…。
加害者には、反省や後悔の気持ちは全くありません。口答えされてカッとなって…などと、いつも相手が悪いと思っています。
さらにそうした不満や怒りを受け止めるのは、当然妻の役目と思っています。
本人は、ストレスを解消していい気分かもしれませんが、当たられる方は何の落ち度も無いのに、自分のせいだと思いこんで辛い思いをしています。
本当の気持ちを心の奥深くにしまい込んで、その場をやり過ごしているうちに無意識に自分の存在を否定するようになって、自信がなくなります。
いつも人の顔色を窺がって、萎縮した態度になります。
そうした積み重ねが支配する側とされる側という関係になっていきます。
私は、このような被害に遭われている方たちの力になりたいと思っています。
今はまだ、どうしたらいいのかわからないけれど。

近所で咲いてました❣