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イベントのお知らせ

 気の滅入るような春となっています。
1日も早く、平和で心穏やかな日常が、
すべての人々に戻ることを願っています。
何もできない、と無力感でいっぱいにならずに
祈ることが大切だと思います。
今日も、明日も、明後日も、ずっとずっとずっと。
祈り続けます。

 さて、
今回はカナダ大使館にある 
E・H・ノーマン図書館のオンラインイベントのお知らせです。
下記の絵本のイラストレーターさんの読み聞かせです。

ばらいろのかさ|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

読み聞かせ動画は3/5(土)の正午から3/6(日)の正午まで公開されます。(フランス語、日本語字幕付き)

https://youtu.be/Z9gTLzb8OJs

絵本のタイトル画からも、
暖かく優しい雰囲気が伝わってきます。
内容は見てのお楽しみ。


カナダはモザイク国家と言われるほど、
多くの移民を受け入れている多種多様なルーツを持つ人々が
暮らしています。
それぞれを尊重しあうことが大変重要であり、
また当たり前の価値観となっているようです。
このような国の在り方は、
今後の世界平和にとって大きな存在となるでしょう。
そうなって欲しいと思います。

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ライブラリー 日常の一コマ

「ご褒美」探し

 早くも年末。
今年も、よく頑張りました。
というわけで、自分への「ご褒美」を探しています。
普段は躊躇して買えない、少し背伸びしたぜいたく品(?)というものを探しております。
これが、なかなか難しいのです。
アクセサリーも良いな? 
うーん、ハンドバッグもそろそろ欲しい…。
去年、ダウンコートを購入したから、別の素材のコートも欲しいかな。
迷い出すとキリがありません。
そんなわけで、まだこれが「ご褒美」というものを絞り切れていません。
先日「ご褒美」とは違うのですが、「湯たんぽ」を買いました。
これが、大正解!でした。
エコだし、かわいいデザインだし。
布団の足元があったかになり、夜中に足が冷えて目が覚めることがなくなりました。

IDEE SHOP Online LAPUAN KANKURIT 湯たんぽ DUO: インテリア雑貨 (idee-online.com)

湯たんぽ自体はドイツのメーカーfashyのもので、カバーはKANKURITという北欧のメーカーのものだそうです。
昔からあるものですが、いつのまにかおしゃれに進化しています。冷え性の方におススメです。

タイトル:谷内六郎 いつか見た夢 
著者:谷内六郎・谷内達子 橋本治 芸術新潮編集部
株式会社新潮社 2021年8月
ISBN:9784106022999

谷内六郎いつか見た夢 / 谷内 六郎/谷内 達子/橋本 治/芸術新潮編集部【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

絵を見ただけで、週刊新潮を思い出します。
週刊誌に興味も何もなくても、絵だけは知っている。
おそらく書店でよく見かけていたのだろうと思います。
ファンタジックな様子なのに、子どもの顔は寂しげな感じなのが印象的でした。
昔懐かしい昭和の雰囲気を思い出す作品も嬉しいですし、子どもの頃に様々な空想をしていたことを思い起こさせるようなノスタルジーを感じさせる作品も楽しいです。
平面的なのに、奥行きを感じさせる色遣いや構成など当時は何とも思わなかったけれど、よく計算されていることが感じられます。
毎週毎週、大変なお仕事だっただろうと思います。
作者は体が丈夫ではなく、連載の最初は書き溜めてあったものを使っていたというエピソードがありました。
ただ続けるのではなく、毎回創造していくことの難しさを思います。
でも、狙い通りのものが出来た時の喜びもきっとたくさんあったことでしょう。
身近にあったのに、いつの間にか忘れていたものに再会しました。

この1冊が、あなたの人生を彩ってくれますように。



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ライブラリー 面白かった本

小さくてすごい!

 過ごしやすい日が続いています。
紅葉の進み方もゆっくりな気がします。

コロナ感染が減少傾向で、飲食店も昼間からアルコールの提供が始まって、少しづつ解放感が出てきました。
大丈夫かな、と思いつつ…。
好きな時に、好きな場所で、自由に飲食できることが
こんなに素敵なことだなんて、思ったことはありませんでした。
本当は当たり前なことなど、ひとつもないのかもしれませんね。
感謝の気持ちで過ごしたいです。

タイトル:こびとの世界 Mozu著
株式会社玄光社 2021年7月
ISBN:9784768315125

Mozuミニチュア作品集 こびとの世界 / Mozu【著】 <電子版> – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

 すごい世界観です。
Mozuさんの作品は本当に「こびと」が身近などこかで
私たちと同じように暮らしていることを想像させてくれます。
それはきっと作品の中に「こびと」がいないから、
だと思います。
直前まで、そこにいたかのような気配だけ。
だから、余計にリアルに感じることができるのです。
佐藤さとるさんのコロボックルのお話が大好きです。
あのワクワク感を思い出しました。
作りこみが普通ではありません。
汚れを再現したり、光の加減にこだわっていたり。
ページをめくるたびに驚きがあって、とても楽しい作品集です。
展覧会もあるようです。
ご興味がありましたら、ぜひ!

Мozuアートワーク-ちいさなひみつのせかい- (mozu-exhibition.com)

この1冊が、
あなたにワクワク感をプレゼントしてくれますように!