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美味しい一皿 雑学

早や 今年も終わる…

年々、1年が短くなっています。
気のせいではないと思っております。
ついこの間、年が明けて桜が咲き
酷暑を乗り越え、紅葉も見ごろを過ぎ
ん?
そして12月か。

だいぶん前にいただいたアップルパイです。
確か、錦糸町のカフェです。
看板商品とのことで、評判にたがわずおいしかったです。

Hohenegger, Beatrice(著/文)平田 紀之(翻訳)ホーネガー ビアトリス(著/文)
発行:白水社
978-4-560-08050-4

このところ、お茶が気になっています。
西洋から見たお茶の歴史です。
東洋、特に中国では古くからその効用が知られており
栽培方法やお茶の製法にいたるまで
長い経験と知識がありました。
それを手に入れるため、
様々な陰謀と策略と戦争が行われてきたこと。
特に英国での狂気のようなお茶の需要の高まり。
それは、中国の国力の低下を招き、
やがてインドやアフリカに
お茶の生産地が開かれていくことになります。
何気なく毎日飲んでいるお茶ですが、
この一杯のお茶のために多くの犠牲が払われていたこと。
今も、お茶に携わる労働者の劣悪な環境、
化学肥料や農薬のために起きている
土壌の汚染や劣化などの問題は
解決されていない現実を知りました。
けれども希望もあります。
それはフェアトレードの商品を購入することです。
農園の労働環境の改善や土壌の回復などが
フェアトレードのお茶を買うことで
解決していく流れを作れると思います。
なんでも知ることから、始まるのだと思いました。

大きな問題も、あなたの小さな気づきから解決の糸口が見えるかもしれません。

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お役立ち本 エッセイ 思うこと 美味しい一皿

ラグビーワールドカップ開幕!

 もう4年も経ったのですね。あの熱狂から。
今度のチームの実力はいかに?
だいぶ研究されていることでしょうから、
そんなに簡単には勝てないでしょう。
過酷な練習を重ねた様子をTVで見ました。
勝利の女神がウインクしてくださいますように。
祈る気持ちです。

別々のお店のあんみつです。さて、どこのお店でしょう?

今回は画像がありません。

タイトル:対話のレッスン
著者:平田オリザヒラタオリザ(著/文)
小学館
2001年10月
ISBN 139784093873505

最近、このようなコミュニケーションについての
本がたくさん目につきます。
この本は、1990年代に書かれた連載をまとめたもので
世相が反映されて少し古く感じますが、
その内容は少しも古びていない。
それどころか、その当時から問題として意識されていたことが
一向に解決に向かっていない気すらします。
「対話」と「会話」に違いを意識したことはありますか?
どう違うのか、ぜひ手に取って解決してください。
人との「対話」こそが、社会のあらゆる問題解決のカギを握ると深く納得した1冊です。

この1冊が、あなたに対話の叡智をもたらしてくれますように。


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エッセイ 思うこと 読み物 風景

もう立秋です。

 急に暑さも一服。
身体にやさしい日が続いています。
ホッとします。
ただ暑いだけで、体力まで消耗します。
こんなに過酷な暑さが続くなんて、
本当に日本は地球は大丈夫なのでしょうか?
今年は欧州も大変な状況のようです。
どうぞ、熱中症にお気をつけください。


入道雲が巨大だったので、思わずパチリ。
そこにゆりかめもめも登場。もう一枚、パチリ。


じじばばのるつぼ 群 ようこ(著/文) – 新潮社 | 版元ドットコム (hanmoto.com)


タイトル:じじばばのるつぼ 著者:群ようこ
新潮社 2022年2月
ISBN:9784101159348

手軽に読めそうな本ということで、手に取りました。
幸いなことに?本にあるようなクセの強い高齢者を
近所で見かけたことはありません。
けれども今という時代、さもありなん です。
そういえば前の職場では、社会の常識をあなたに教えます、
という感じで延々お説教の電話をかけてくる
高齢者の方がいました。
こちらの言うことには、絶対に耳を貸しません。
余程ストレスがあるのだと思います。
誰も話を聞いてくれない、
自分は正しいのに、
どうして世の中は自分の意見を無視するのか、
なぜわかってくれないのか、
いつも不満・不平・不信でいっぱい。
聞く方もヘトヘト。
相槌も適当になるので、ますます話が長くなる。。。
おそらく迷惑をある程度承知の上で
それでもあなたには私の話を聞く義務があると
思っているのでしょう。


すべての高齢者が悪者というわけではなくて、
ホンの一部の方々が偏っているのでは?というお話です。
それに年代に関係なく自己中心的な行動する人は多くいます。
けれども高齢者に対しては
経験豊富だから余裕があるのではないか、とか
角が取れて穏やかなのではないか、など
イメージ先行という面が多々ありそうです。
それゆえ、違和感を覚えることがあると
目立つのかもしれません。

仏様のように悟れませんが
すべての事柄に、
正しい正しくない、
良い悪いと判断するから苦しくなるように思います。
断捨離が流行していますから、
この際ジャッジすることも捨てれば
心の平安を得られるかもしれません。

この1冊が、あなたの人生のヒントになりますように。


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思うこと 日常の一コマ 雑学 面白かった本

せみ時雨

 夏本番。
せみ時雨、かき氷、麦わら帽子…。
先ほども、バルコニーの洗濯物からセミが転がり落ちて
びっくり。
昨日はマンションの廊下にも
腹をみせたセミがおりましたので
セミ爆弾に注意しながら通り過ぎたのでした。
最近は日差しが痛いくらいです。
どうぞ、ご自愛ください。
そして、大雨にも注意が必要です。
つつがなく毎日を過ごせることは、
本当に感謝すべきことだと実感する日々です。


 汗をよくかくせいなのか、肌がひりひりするので、
思いついて昔懐かしい「シッカロール」を使い始めました。
これが、なかなか具合が良くて、
お肌がサラッとして気持ちが良いです。
ロングセラーには愛されるわけがあるのですね。
すばらしい!

タイトル:雨を読む 
著者:佐々木まなび(著/文 | イラスト | 写真)
芸術新聞社 2021年5月
ISBN:978-4-87586-610-7

 今回は本の表紙画像はありません。
著作権について、少し勉強しました。
たとえ本屋さんのHPに画像があっても、
それをブログに載せることはできないと知りました。
(よく見ると本屋さんのHPには画像を使用してはいけない旨の注意がありました。申し訳ございませんでした。)
本の画像を掲載してブログ記事を書く、という行為は
厳密にいうと「複製権」と「公衆送信権」というものに抵触する行為とのこと。
安易に画像を載せていましたが、以後気を付けます。
「版元ドットコム」に掲載されているものは、
基本的に使用可能ということですが、
今回使用したい本の表紙画像は残念ながらありませんでした。

この「雨を読む」という本は
渋谷の文化村にある「ナディッフモダン」で見つけたものです。
時期的に目に飛び込みやすいタイトルだったこと、
パラパラと見たところ、多様な雨の表現が載っていて
深く感心したのでした。
本屋さんや出版社さんには申し訳ないのですが、
早速図書館で借りてきました。
思った通り、
日本は雨が似合う土地柄であることを再認識しました。
どうしても、足元や衣服が濡れる心地悪さが先に立ち、
雨を嫌いがちです。
最近は災害に発展することも多く、なおさらです。
けれども、こんなにたくさん雨の降り方の表現があるということは、日本人にとって雨はとても大事ですし、ずっと身近なもの。
雨の情緒は心に深く届きます。
雨の捉え方が、少し変わりました。
雨音を聞いたり、雨粒の大きさを見たり、風を感じたり。
雨を愉しみたいと思います。

この1冊が、あなたの人生の色どりになりますように。




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お役立ち本 思うこと 美味しい一皿 雑学 面白かった本

大雨に注意です!

 早くも真夏が到来したと思っていたら、
梅雨末期の大雨を思わせるような状況です。
大きな災害が起こりませんようにと祈るばかりです。
そして、自分自身も正しい情報を入手して
安全確保に努めたいと思います。

 錦糸町でよく行くカフェです。
Welcome to Our Cafe – マキネスティコーヒー (macchinesticoffee.co.jp)

コーヒーが美味しいことは、もちろんなのですが、
アップルパイが本当に美味しい。
リンゴがある時期だけなので、
夏の間、販売はお休みとなります。
早く秋にならないかなあ。

世界を変えた12の時計 / ルーニー,デイヴィッド【著】〈Rooney,David〉/東郷 えりか【訳】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

タイトル:世界を変えた12の時計 
著者:ディヴィッド・ルーニー
訳:東郷えりか
株式会社河出書房新社 2022年2月
ISBN:9784309228440

 手に取った理由は記憶にありません。
なんとなく面白そうといったごく小さな動機だったと思います。
でもずっと昔から、
広場や駅、教会や公共施設などに
大きな時計があるのはなぜだろう、と漠然と思っていました。
もちろん時計を腕に着けられるほど小さくできたのは
ごく最近のことと思いますが、
それほど時計は必要だったのかな、と。
この本では、時計を作る技術の歴史を語ってはいません。
日時計からプルトニウム時計まで12の時計の技術発展により
人びとの暮らしや意識が変化していったことを考察しています。そして時計は人々を管理し、
支配するための道具であると言っています。
正確な時間を測れる時計がこんなにも重要であることを
初めて知りました。
世界中で正確な時間を同期することで、
船も飛行機も自分の位置を把握して安全に航行できるのだ
ということも。(わたしだけかもしれませんが)
そういえば最近、陸上競技や水泳などタイムを競う競技で
秒数が細かく表示されるようになっています。
それほど正確に測れるようになったということですね。
けれども細かく正確な時間は
私たちの暮らしを早く早くと
追い立てている側面もありそうです。
急いでいると周りをゆっくり眺めるゆとりがなくなります。
長期的な視野に立ったものの見方ができにくくなる。
先行きが不透明な時代だからこそ、
立ち止まって進むべき道を
ゆっくり思案することも大事だと思いました。

この1冊が、あなたの人生の道しるべになりますように。

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お遊び 日常の一コマ 美味しい一皿 雑学 面白かった本

早くも夏!

 まだ6月だというのに、暑いこと!
日差しが体に刺さるようです。
風が吹いているので、
どんよりまったりの暑さよりマシですが
家に居ても避けようがないほどです。
年々、暑い期間が延びているように思います。
梅雨はどこに行ったのでしょうか?
水は足りるのでしょうか?

松涛カフェ 松涛カフェ&ベーキング(@shoto_cafe) • Instagram写真と動画


私は千住真理子さんのファンでして、
渋谷Bunkamura オーチャードホールで行われた
「Saturday Classics 千住真理子 珠玉のコンチェルト」
に行ってきました。
ご存じの方も多いと思いますが、
千住家は3兄弟おり、一番上の博さんが建築家、
次兄の明さんが音楽家(作曲家)です。
今回のコンサートでは
次兄の明さん作曲の作品がメインでした。
さらには、「四季」は博さんが監修した羽田空港のラウンジの
環境音楽として流れているのだとか。
このようなコンサートは大変珍しいです。
久しぶりに元気を充電したコンサートでした。

千住明:ヴァイオリンとストリングオーケストラの為の「ララバイ」
千住明:ヴァイオリン協奏曲「リターン・トゥザ・フォレスト」
千住明:ヴァイオリンとストリングオーケストラの為の「四季」から 春 夏

そのコンサート前の腹ごしらえに、
「松濤カフェ」に立ち寄りカレーを食べたのです。
まさかのボリュームでした。
サラダとスープまでついて、大変お得なメニューです。
インスタを見るとお菓子も美味しそうですし、
サンドイッチも大変ボリューミーです。
お腹を空かせたあなたにぜひ、お勧めしたいお店です。

しりあがり×北斎ちょっと可笑しなほぼ三十六景 / しりあがり 寿【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

タイトル:しりあがり×北斎 ちょっと可笑しなほぼ三十六景―しりあがり寿作品集
著者:しりあがり寿 株式会社 小学館 2022年2月
ISBN:9784096823781

最近、サントリー美術館で北斎展をやっていたので
富岳三十六景などの作品を見たばかり。
そこに、面白そうなタイトルの本が目に留まりました。
なるほど、浮世絵に描かれた江戸時代を現在に置き換えると
そうなるよね、と納得するパロディがたくさん!
すべての作品を知らなくても、
ちゃんと原作も紹介されているので
心配はご無用です。
思わずクスっとリラックス。

この1冊は、暑くて活字を読めない日におススメです。

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エッセイ 日常の一コマ 美味しい一皿 雑学

蒸し暑い!

梅雨入りしてお日様が恋しい今日この頃。
昨日あたりから蒸し暑くなりました。
体調管理の難しい季節です。
どうぞ、ご自愛ください。

本日は、人形町を散歩しました。
そして美味しいお茶のお店を発見しました。

ティーハウス茶韻館 (chainkan.com)

台湾紅茶と杏仁豆腐をいただきました。
うっかり、杏仁豆腐をいただいた後に写真を撮ったので
杏仁豆腐の清楚な姿は、想像してください。
最近はコーヒーの美味しいカフェは、
あちこちにありますが、
紅茶の美味しいところには出会えていませんでした。
それだけに感激もひとしお。
お近くにいらした際には、ぜひお立ち寄りください。

タイトル:「ジジイの片づけ」著者:沢野ひとし
集英社クリエイティブ 2020年10月
ISBN: 9784420310895

ジジイの片づけ / 沢野 ひとし【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

なんといってもタイトルに惹かれました。
男性の片づけの本は、とても少ないと思うのです。
男性が著者ですとオフィスで効率よく仕事をするには、
といった切り口の片づけ本はたくさんありますが、
プライベートな空間まで言及した本は、
全くないわけではありませんが、少ない印象です。
著者はイラストレーターで自宅が仕事場なので
個人宅全般の片づけと仕事場両方について書かれています。
仕事場の整理整頓がきちんとしている人は
信頼できるという哲学をお持ちです。
でも家族は物を捨てられない質だそうで
意見の相違がいさかいを生む。
そうなんです。
我が家もそうなんです。
本人が納得しなければ、何も変わらないし
家族といえども人の生活は変えられない。
別に私は片付け魔ではありませんけれど
書類だか何だかが積み重なって机が見えないというのは
嫌じゃありませんか。
いつも探し物をしている感じ。
本人は、おっとり、のんびり、どこかな?と
ゆったりしていますが
こちらはイライラが募る状況。
思うに物への姿勢は、価値観を示していて
生きることにも繋がる深遠なことなのです。
著者のように一番上の引き出しは何も入れない
というほど物を取捨選択できないけれど
死ぬまで物と付き合い、片付け続けるのでしょう。
実にシンドイことです。

この1冊が、あなたの人生の道しるべになりますように。






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エッセイ 日常の一コマ 雑学 面白かった本

梅雨入りも間近

 梅雨を思わせるような空模様が続きます。
先週は雷や雹など天気の急変がありました。
この先大きな災害につながることのないように
祈るばかりです。

けれども、先週の日曜日はとっても良いお天気で、
蔵前付近で行われていたイベントに参加しました。

モノマチ2022|2022年5月27日、28日、29日の3日間開催いたします。 (monomachi.com)

浅草橋から御徒町・蔵前付近一帯で、
ワークショップや期間限定の商品の販売など、
手仕事や日本の製品の良さなどを満喫できるイベントです。
今年は終了したので、興味がありましたら来年ぜひ!
この界隈は、もともと革製品の業者や服飾業者などが多い地域でそうした老舗と新しい感覚のクリエーターが街を盛り上げようと始まった企画のようです。
紙製品の会社も多くあり、
なぜか勢いで封筒の詰め合わせと
紙でつくる額縁などを衝動買いしました。
また、とてもすいていたので(というか、だれもいなかった)
シルクスクリーン印刷を体験して、楽しく過ごしました。

すってこ – ホーム | Facebook


適当に地図を見ながら歩いていると、
のぼりが立っているのでそれを目指してお店を覗いて、
また別のお店へというふうに、歩数を稼ぎました。
街を歩いているときは、
そんなににぎわっている感じはなかったのですが、
小規模な店舗が多いので、店内は結構人でいっぱいでした。
手芸が得意な友人は、ちらっと見ただけで作り方が浮かぶらしくそれはそれで、なんだかヒントもあったようです。
(そうであってほしいです。お時間をいただいたので。)
最近は、和の小物や日本の製品などに興味があります。
少し前まで、ブランドものが大好きだったのですが…。
日本人の細やかな感性、
長い歴史の中で培われてきた技術、
伝統を守りながらも
時代に合わせてしなやかに変化していく柔軟な姿勢。
なんだか、生きることに通じるようです。

タイトル:「書」を書く愉しみ 著者:武田双雲
株式会社光文社 2004年12月
ISBN:9784334032845

「書」を書く愉しみ / 武田 双雲【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
現在、電子書籍のみ

最近、いろいろなメディアでよく見かけるので、
どんな方なのだろうとなのだろうと興味がありまして
読んでみました。
作品から受ける印象とは違って、
とても地道に精進なさっていることが伝わってきます。
そして、「道」とつくものの奥の深いこと。
これでお終い、ということはない世界で、究めていくことの難しさを考えました。
正直、「書」の展覧会に足を運んだこともなく、どこをどのように鑑賞するのかも、よくわからない次第で。
だいたい文字も崩してあって、読めませんし。
けれども何事も、食わず嫌いをしないで、見ること経験すること感じることが大事なんだとしみじみ思います。
小学生以降、筆で文字を書いたことはありません!
(妙にきっぱり!…)
でも墨をする匂いは好きでした。
心が落ち着く感じがして。
これからは読めないからと素通りしないで、
じっくり向き合ってみようと思います。

この1冊が、あなたの人生の道しるべになりますように。

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エッセイ 思うこと 日常の一コマ 雑学 面白かった本

連休もお終いです。

あっという間に、大型連休が終わります。

カレンダー通りの休みだった自分にご褒美。
(ということにして)
ふと思いついて、日傘を購入しました。
日よけの機能がダントツの裏側が黒いものは、
何年か前に購入して日差しの強い昨今、
頼もしく使用しております。
けれども日傘としては、なんだか風情を感じられず
小さな不満がありました。
そこで、ふらっと見た昔ながらの日傘に惹かれたのです。

ナチュラルリネンに新色が登場しました | 傘専門店 小宮商店 (komiyakasa.jp)

こちらに購入した商品は紹介されていませんが、
素材はリネンでとても涼し気です。
そして、和モダンなデザインが今の私の気分にピッタリで
とても可愛い。
今年の夏が楽しみです。
実際にショップで手に取って、さしてみて、
鏡で自分の姿を確かめて、迷いに迷って購入する。
それは、ネットで買うのと違って楽しいひと時です。
見た感じと実際に傘を広げてみたのと、
色合い、重量感、開くときの感触、
どれも画像ではわからないものです。
梅雨の前に、雨傘も検討したい、と思いました。

タイトル:「待つ」ということ 著者:鷲田 精一 角川選書
株式会社KADOKAWA 令和3年9月 25版 
ISBN:9784047033962

「待つ」ということ / 鷲田 清一【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

携帯電話が普及してから、
電話をかけることへの抵抗感が薄れました。
それに待ち合わせの風景も激変しました。
いつでも、どこからでも、連絡がつく情況で、
今か今かとイライラしながら待つ、とか、
お互いに違う場所で待っていた、
などの予期せぬ出来事が少なくなりました。
そんなことなど思いつつ手に取った1冊です。
著者は哲学者のため、エッセイ風なのに中身は本格的な「待つ」ことの考察で、読み進めるのに苦労しました。
よく考えられた構成で、最初は思春期の恋人を待つ情景から
最終章では、死を待つ状況へと考察が進んでいきます。
「待つ」ことに余白のない現代を考えさせられます。
私たちは、明らかに「待てなく」なっています。
例えば介護の場面でも、介護する側の時間的な制約のため
ゆっくりやれば本人が出来ることを、
つい手助けすることで、
自立できることを奪っていく現実があるように思います。
私たちは何をそんなに急いでいるのでしょうか?

この1冊が、あなたの人生の色どりになりますように。


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エッセイ 雑学 面白かった本

ご無沙汰です。

 忙しく過ごしているうちに、
季節が移ろい若葉が新鮮な黄緑色となりました。
暖かいというよりは、暑いと思う日が増えています。
どうぞ、体調管理にお気をつけください。🌡


もうすぐ、ゴールデンウィークです。
旅行を計画されている方もいらっしゃるかもしれません。
思い立った時に、
好きな場所へ、
自分の好きな方法で行ける幸せ。
大事にしたいものです。
平和で安全で安心な世界。
1日も早く実現するように願っています。🙏



タイトル:茶味空間 茶で読み解くニッポン 著者:千 宗屋
株式会社マガジンハウス 2012年7月
ISBN:9784838724499

茶味空間。 茶で読み解くニッポン

茶味空間。 茶で読み解くニッポンの通販/千 宗屋 – 紙の本:honto本の通販ストア

 残念ながら書店では取り扱いがないようです。
ブックオフなどでは見つかるかもしれません。
図書館にはあると思います。
今、私はお香に興味があります。
そして、お香は茶道とも関係があるというので
探求心で手に取りました。
「道」とつくものは、どれも奥が深いですね。
先人が作ったものを伝承していく。
伝承されるには、
いつの時代でも魅力がなければ廃れてしまいます。
脈々と受け継がれているのは、
到達点がないから、なのかもしれません。
そして答えは一つではなく、
各人各様の解釈があるのです。
それが時代を超えて人の心に響くのかもしれません。
千利休が目指した世界は、当時も今もかなり斬新です。
少しも古びていません。
本格的に入門とまではいきませんが、
機会があれば体験してみたい。
正座が辛いので、テーブル茶道かな。

この1冊が、あなたの人生の色どりとなりますように。