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思うこと 日常の一コマ 未分類 風景

悩みに悩んで

 半年以上、お休みしてしまいました。
まだエンジンがかかった状態とは言えないのですが、
ごたごたした状況が少しづつ片付きつつありまして、
家の中が落ち着きを取り戻してきたら、
自分のことも考えるようになりました。
このブログで何を発信するのか?
どんなことで世の中の役に立てるのか?

お香の勉強を続けています。
お香で多くの方々に、ホッと一息ついて
静かな時間を過ごしていただきたいですし、
その同じ時間を共に過ごすことで私も安らぎます。
皆様に私が調合したお香に触れていただきたいと
願っています。
そのためには、どうしたらよいのか?
最初の一歩を踏み出せずにいます。
何から始めよう、
まだまだ未熟な私に何ができるだろう、
悩みに悩んでおります。
そして答えが出ていません。

 ずっと自分勝手な選定でお薦めの本をご紹介してきました。
スマホ全盛の時代、
今やチャットGTPが最先端ですが、
それでもなお、本の魅力は色あせることはないように思います。
本を読むことは、手軽とは言えなくなりました。
けれども画面の小さいスマホなどでは、
文章が短く、説明が省かれてしまうことが多くて、
理解しようがしまいが、情報はどんどん流れていって記憶に長く留まりません。
個人の趣味嗜好がいつの間にか学習されて、
自分の傾向にあった情報だけが提供されて、
いつもと違う情報に触れることがなくなり、
別の視点で物を見ることができにくくなっています。
今や、本屋さんや図書館で多くの本に触れることが
最高の贅沢となっています。
自分で情報を選択し手に入れるというのは
当たり前のことではなくて、
意識して行動しなければならないのです。
そのように思うと本を地道に紹介するのも
悪くはない、という気がしてきました。
お薦めしたい本のストックが今はないので
次回、継続して載せていきたいと思います。
もしよろしければ、ご一読いただけると大変嬉しいです。

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休みボケ?

少し早く4日から仕事が始まりました。
家では自分のペースで何事も進められましたが、仕事はスピードと正確さが求められますし、様々なことが起こるので、それに対応していかなくてはなりませんし、いやはや目まぐるしい。少しの間、離れていただけなのに、もうヘトヘトです。
早く仕事モードに慣れなくては…!


休みの間にもう1冊読みました。

タイトル「とり残されて」宮部みゆき著
文春文庫 2018年3月
ISBN:9784167549022

短編集でミステリー仕立ての少しSF風な7編です。
かなり初期のころの作品ですが、内容が古びたりしていないところがすごいと思いました。あり得ないようなお話だけれども、身近に恐ろしいことが潜んでいそうな気がして、そっと後ろを振り返ってしまう。けれどもラストは、どんなに辛いお話でも、いつも前を見て生きていこうよ、というメッセージを感じます。

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未分類 面白かった本

そろそろお仕事モードへ…。

長かったお休みも、そろそろお終いです。年末は少し早めに休みを取りましたので、例年になくゆっくりできました。その分休みボケで、たまった仕事にオタオタすることでしょう。予想できてしまうのが、なんとも…。気持ちも新たにやる気満々で臨みたいという希望はある。絶対ある!頑張ろう!
自分で自分を応援する気持ちです。

休み中に読んだ本です。

タイトル『わたしの木、こころの木』
絵・文 いせ ひでこ 2014年7月
ISBN:9784582836677

いせひでこさんの絵が好きで、時々絵本を見ています。上記の絵本は「婦人之友」に連載されたものに加筆修正して作られたものです。私はいつも木の様子を観察するのが好きで、写真に撮ることも多いのですが、木の名前を覚えるのは全くダメです。よく見わけができる「桜」「松」「ヒマラヤスギ」はいいのですが。でも「松」といっても、黒松、赤松など多くの種類があって、その見分けは私には難しいのです。そのため、心の中で木の名前は呼ばずに「こんにちは」などと話しかけています。(変人?)
木と仲良くなると、風や匂いに敏感になります。都会には森が少ないので、数本の木に自然を感じるなんて大げさなようですが、それでもリラックスするように思います。時には街路樹や公園の木を観察してみてください。ただ、最近街路樹は剪定されすぎて木の生命の勢いがそがれてしまっていて、とてもかわいそうです。

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未分類 面白かった本

どんどん読書!

 長いお休みは滅多にないので、読書三昧は目標でした。でも小掃除やら買い出しやらで、なかなかまとまった時間がとれず、1日中本に没頭とはいかないところが悲しいです。
それでも2冊目です。読みました。

『アンソロジー 隠す』
 大崎 梢・加納明子・近藤史恵・篠田真由美・
柴田よしき・永嶋恵美・新津きよみ・福田和代・
松尾由美・松村比呂美・光原百合
文春文庫 ISBN:978-4-167913892 2019年11月

タイトルのテーマでそれぞれの作家による短編ミステリーのアンソロジーです。久しぶりのミステリー、しかも短編ということで、あっという間に読み終わりました。趣向を凝らしたお話が次々読めて、楽しいです。さらに隠れた共通点を探すことができます。ミステリーもその時代を映した内容に進化していくものだと実感します。
ちなみにこちらは、アンソロジー第3弾ということで、これより前に「捨てる」「毒殺協奏曲」が出ているそうです。(第2弾「毒殺協奏曲」はPHP文芸文庫)時間があれば、こちらもね。
そろそろゆったりしたお休みもお終いです。
心も体もお仕事モードに切り替えが必要です。
なんだかリフレッシュというより、怠惰な習慣が身についた感じです。まずい!

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謹賀新年

 あけましておめでとうございます。元旦は、本当に良いお天気に恵まれました。大晦日は風が吹き荒れて、ものすごく荒れたお天気でしたので、今日の晴天が一層まぶしく感じられました。また、新年早々の晴天ですから幸先が良いと思います。今年はオリンピックイヤーということで、何かと騒がしい年になりそうですが、世界の一流選手のパフォーマンスを観ることができるのは、とても楽しみです。あっいえ、チケツトは、手に入らなかったのでテレビ観戦です。

ようやく1冊読み終わりました。

『世界しあわせ紀行』
エリック・ワイナー著
関根光宏訳 早川書房
ISBN:978-4-150504663

なんとなくタイトルに興味が湧いて読み始めました。著者はアメリカ人です。欧米の方々は表現というか言い回しが、論理的すぎて読みつかれるので、普段はあまり手に取らないのですが、アメリカに「しあわせ」について追究する人がいるのだと思って意外な感じがしたのです。こういう話題は哲学者の出番かな、と思っていましたから。(もちろん作中には高名な哲学者の言葉が引用されています。)この本は最新の幸福学研究の結果に基づいて、人びとの幸福感が高い国々とそれほど高くない国々を訪問し取材した内容をまとめたものです。しかし何をもって幸福か否か測るのか、幸福とはそもそも主観的なもので、外からはうかがい知れないことではないのか?
それでも実際に「あなたは幸福ですか?」と街頭でインタビューし、さらにその人の親族や友人に「○○さんは幸福そうに見えますか?」と質問する。そうすると本人の感じている幸福感と外部の評価は合致する傾向があるのだとか。そうして得られたデータから幸福感の高いスイス・ブータン(この国はやはり外せませんね。)カタールなど10か国について書かれています。不幸な国々は紛争や内戦で住む場所や命までも奪われる危険なところですので、今回は訪れていません。
読後の感想は、うーん疲れた!です。
要は自分次第なのです。幸福感は、環境や文化などの影響があるとはいえ、やはりとても個人的な内面的なものであって、データは統計以上でも以下でもないし、データによって幸福感が増えたり減ったりもしない。なーんだ!


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日常の一コマ 未分類

大晦日

 大掃除ならぬ小掃除をしていたら、いつの間にか大晦日となりました。小掃除といえども、普段の掃除がおおざっぱなものですから、意外とここもあそこもと気になりだすと大変です。そしてまた、掃除というものは片付けとセットになっています。片付けとは、つまり不用品を見極めて捨てることです。それで時間がかかるのですね。
(休んでばっかりだったかも… ですが)
そのような年末で、ようやくお飾りを用意し、カレンダーを取り換えて、「おせち」らしきものを買い整え(決して作りません。煮物とお雑煮以外は。)祝箸も忘れずに準備しました。
これで、なんとか新しい年を気持ちよく迎えることができそうです。

新しい年が皆様にとって、幸せな1年になりますようにお祈りしています。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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お遊び 未分類

軽井沢へ

 思い立って、日帰りで軽井沢へ行って来ました!正確に言えば、中軽井沢の「トンボの湯」です。ハルニレテラスという星野エリアにある一画の公衆温泉です。ハルニレテラスでは、季節に応じたイベントが企画されていますが、宿泊しないと参加が難しいものが多いところが残念です。例えば、朝ヨガの講座と温泉がセットだったり、マッサージと温泉だったり…。これは日帰りでも可能ですが、帰りたくない!と思ってしまいそうです。また、敷地の奥には「ピッキオ」という施設があって、ネイチャー体験ができます。朝の鳥の観察会や、夜のムササビ観察など。バードウオッチングには以前に参加しました。けれども双眼鏡をお借りしていましたが、なかなか鳥の姿を見つけることができなくて、鳴き声と姿を一致させることができませんでした。きちんと図鑑まで貸出されていたのに。それでも、普段触れることのない森の空気や生き物の気配を体感できて楽しかったです。また季節を変えて参加したいと思っています。冬場は小さな池がスケートリンクになりまして、スケートを楽しむこともできるのです。
今回は本格的な冬の前だったので積雪がないけれど、紅葉はすでに終了して木々の葉っぱは一枚もない…。なんとも中途半端な季節でした。でも寒いのは苦手ですので、私的にはベストでした。浅間山をこんなにはっきり見たのもほとんど初めてという感じです。お湯は、硫黄臭くないので銭湯感覚で楽しめます。こちらは飲料にも適した温泉で、脱衣場に飲める場所がありました。ピリッとした空気の中の露天風呂は最高です。
お昼は、ハルニレテラスの中にあるお蕎麦屋さんへ。
ちょっと奮発して天ざるを。エビが大きくてびっくりしました。おいしかったな。
ゆったり適当にくつろげるのがうれしくて、思い立つと出かけます。とはいえ年に一度くらい、行かれれば良いほうです。

もし興味がありましたら下記のアドレスへhttps://www.hoshino-area.jp


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未分類 風景

寒くない⁈

このところ、お天気が悪くても、あまり寒さを感じません。(寒かった日は1日くらい。)寒いのが苦手ですから、大歓迎の気温ですが、温暖化の影響かもしれないと思うと、複雑な気分です。でも紅葉を長く楽しめているのは、嬉しいことです。

今、港区の芝公園ではクリスマスイベントが行われています。クリスマスグッズの販売は、もちろんワークショップもあり、オリジナルグッズを作れるようです。屋台での飲食も魅了的。ドイツのビールがたくさん飲めそうです。ぜひお立ち寄りください。

詳細は下記へ

/https://tokyochristmas.net/

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未分類 面白かった本

とうとう12月!

 今年も残りひと月を切りました。
早いですね。本当に。年初には、あれもこれもやってみたい、と計画していましたが思うようには進んでいません。
けれども、拙いながらも自分でこのブログを作ることができたのは、嬉しいことです。

山茶花はだいぶ盛りを過ぎて、あまりきれいとは言えない状態です。まもなく木々の葉も全部落ちてしまうことでしょう。本格的に冬がやってきます。

最近、エッセイを読みました。
『旅人よ どの街で死ぬか』 伊集院 静 著
 集英社 2017年3月 
 ISBN:978-4-08-781623-5

いわゆる旅行先の案内などではなくて、著者にとっての旅の本質を見つめなおす内容です。名所にはいかずに、なるべく場末の酒場や、あるいはあてもなく歩き回ったり、非日常を体験することで、みえてくるものがある…。世の中は解決できない矛盾に満ちています。でもだからと言って、それらを放り出すことはできません。苦しみながらも、泣きながらでも、歩き続けるしかありません。旅は、決して現実逃避ではなく、むしろ自分をみつめる時間だというのが著者の考えです。そして旅は人生そのもの。
さすがに酒場やカジノばかりに足を向けるわけにはいきませんが、なるほど美しい風景は一瞬の感動で終わってしまうな、と思います。
無駄と思えるような時間の使い方こそが最高に贅沢な旅=人生なのかもしれません。

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未分類 面白かった本

久しぶりに本を読みました。

なかなか忙しくて、本を読めない日が続いておりました。少し活字中毒気味の私には、寂しいことです。

それに最近は、通勤時に電車で本を読むことが辛いのです。字が見えにくい、没頭しすぎて降り過ごす、などの問題が発生するのです。そうなると、読める場所は自宅が一番です。
でもここにも雑用や家事という魔の手が障害となり、時間が無くなるのですね。悩ましい事です。

読んだ本はこれ
「マイ ストーリー」山本 容子著
新潮文庫 ISBN 9784101311517

著者の山本容子さんは銅板画家で、彼女の独特な世界観が好きです。この作品は自伝でして、まだそんなに人生を振り返るような年齢でもないと思われる時期に書かれたものです。
とにかく意志の強さに驚かされます。自分が自分でいられる事を最優先で行動し努力なさっています。世間体に負けない。作品が売れなければ自活できないけれど、売れる作品と作りたい作品が、必ずしも一致しません。
でも、作りたいものに向き合わないと自分を見失なうかもしれません。葛藤がありながらも、自分のスタイルを見つけて追求していく姿勢に憧れます。それに、仕事だけではなく恋愛も結婚も、すべて同じ姿勢で走り続けている事に感銘を受けました。銅板の作品は、とても地味ですが親しみやすくて、作風も幻想的というのか、物語を感じさせるものが多いですね。それに、どこか寂しげなのが好きなのです。ご興味がありましたら、ぜひ読んでみてくださいませ。
ミッドタウン日比谷のカフェから見た日比谷公園です。
こんなに緑多い公園だったんですね。