カテゴリー
読み物 雑学 面白かった本

お彼岸です。

 よく暑さ寒さも彼岸まで、と言われます。
どうやら今年も当てはまりそうです。
昔から伝えられている言葉は、こんなに気象が変化しても意外と通用することもあります。
気象といえば、朝ドラも終盤を迎えて、展開にハラハラすることもなくなりました。少し寂しいです。
次に期待しましょう。

タイトル:リスク心理学 著者:中谷内一也
株式会社筑摩書房 2021年7月
ISBN:9784480684042

リスク心理学 / 中谷内 一也【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

 コロナ禍ですが、ワクチン接種が進んだおかげで、感染者数が減ってきています。
そのせいか、人出が多くなっているようです。
人々の意識は確実に変化していると感じられます。
それは、人に備わった危機意識への対応に秘密がありそうです。
その辺をわかりやすく説明してくれる本なのです。

本当にいろいろなことを研究している人がいるものです。
それが、世の中を快適に、あるいは便利にしていくのですね。
どんなことが世の中で役に立つか、初めから見通しがついていることは少ないと思われます。
また、こうなったらよいという結果に沿うような実証を上げたい、ということもあると思います。いずれにしても、地道に検証を重ねていくことが大事なことと思います。
研究者にはなれなくても、地道にコツコツやっていくことは日常生活でも大事なことです。
答えはあるのかないのか、だれにも分かりません。
正しいことなのか、間違っていることなのか、判断もできないことはたくさんあります。
スピードを求められる今こそ、足元を見つめるときなのかもしれません。

この1冊が、あなたの心を照らす道案内になりますように。