暖かい日と寒い日が交互にやってきて、春らしくなってきました。
1日の中でも朝と日中では、体感温度がずいぶん違います。
体調を崩しやすい時期です。皆様、どうぞご自愛ください。
そして、春になると「花粉」です。
くしゃみや咳、鼻水が出るようになってきました。
今年は、くしゃみ・咳には特に気を使います。
テレビニュースで、マスクに捺せる「花粉症です」というハンコを売り出した店を
紹介していました。大好評なんだとか。
なんだかな…、という気もしますが、この状況では仕方ありません。
そして私も欲しい!と思いましたね。
タイトル:COLOR WORKS 色の力を伝えたい 監修:松山 千恵美
2012年10月 株式会社エル・デイー・アンド・ケイ
ISBN:9784905312291
居心地の良い部屋の探求をしています。我が家は築40年近いマンションです。
新築当時から住んでいるわけではないので、どのくらい修繕が行われたか定かでありません。
だいぶ傷んではいますが、まだなんとか見られる程度には保たれています。
けれどもここ2年ほどの間に、ガスレンジを点火しても、いつのまにか立ち消えしているということが多くなり、思い切ってキッチンをリフォームすることにしました。
レンジと換気扇を交換し、収納ワゴンの一つを引き出しタイプに交換、そして床もダイニングの床と高さを同じにしました。当初はシステムキッチンの交換も考えましたが、まだ使えるし(汚れはあっても許せる範囲かと)そこまで大掛かりにリフォームするのは気乗りがしなかったので止めました。
そのかわり、ガスレンジにはこだわってグレードの良いものを選んで、換気扇は10年掃除不要というものにしました。でも掃除不要とは汚れないということではないそうです。取説を読んでちょっとガッカリです。営業の方のお話とは違うじゃないか、と。
きっと汚れがつきにくいのでしょう。使ってみるしかありません…。
けど、びっくりするくらい快適です。
レンジは火力が強くなり、また火加減の調節もしやすくなりました。
それにグリルも進化しており、焼魚は上下をひっくり返さずにすべて自動で完璧に焼けます!
これなら、もっと早くリフォームすればよかった。
今まではレンジがダイニングにまではみ出していて、とても使い勝手の悪い配置だったのが、すべてキッチンの中に納まり大満足です。我が家は独立式キッチンなのです。
そして本当は次にリフォームすべきはお風呂回りなのですが、金銭的な問題で優先順位の上位に浮上したのが、「壁」です。壁紙がはがれかかっている箇所があったり、カビがあったり、これダメでしょう、というレベルに近づいている。前置きが長かったですが、そこで今回の本の登場です。
壁紙ではなく、ペイントはどうだろう、という素朴な発想で色のお勉強のために読みました。
「色」は洋服やメイクでは重要だと認識していましたが、部屋の壁という視点では、あまり意識していなかったので新鮮でした。そして「色」は心理的な作用が大きいので、目的にあった色を選ぶことが重要と初めて知りました。もともと色から受ける印象はあります。たとえば「赤」はエネルギーそのもの、という感じでパワフルですし、「黄色」や「オレンジ」は「赤」ほど刺激的ではないけれど活動的、健康的なイメージです。また「青」は静か、静謐と言った言葉が似あいます。こうした印象は体験的に、あるいは意識しなくても感じられることです。しかし、それを目的に合わせて部屋の壁に使うとまでは、あまり考えてこなかったのです。新築のマンションや戸建て住宅でも、注文しない限り、もともと無難な色が使われています。リフォームとなって、初めて何がよいか、どんな素材が良いか、迷い始めると思うのです。
この「迷う」というのも、実は楽しいことです。
まずは、どの部屋からとか、ペイントか壁紙か、自分でやるのか業者に任せるのか。
ヨーロッパですと、壁紙が意外と派手だったりしますが、日本の家には向かないかな、
などとあれこれ思っています。色から受ける影響は大変大きいそうです。
皆様のお宅はいかがでしょうか?
コロナが収束しても、暮らし方住まい方に工夫をしていくことは、
とても大事なことだと思いませんか?
上記の本に出ていたペイントの会社をご紹介しておきますね。
https://www.colorworks.co.jp/service/hellomycolor/