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面白かった本

世界を変えた100人の女の子の物語

上記のタイトルの本を読みました。対象は、小学生高学年以上中学生くらいでしょうが、大人も充分ためになります。内容は、タイトルの通り。取り上げられているのは、古代から現代まで、世界中の国々の女の子です。見開きの左ページに対象の女の子のイラスト、右ページに簡単な生い立ちとやり遂げた事が紹介されています。ずっと昔から女だからと意見を述べたり、好きな事を追求したりすることが困難だったのだと思いました。だから、こんなに勇気ある女の子が、たくさんいたことを知るのは、嬉しいし応援されている📣気がします。

タイトル 世界を変えた100人の女の子の物語 
文 エレナ ファヴィッリ 
  フランチェスカ カヴァッロ 
訳 芹澤恵 高里ひろ 
河出書房新社 ISBN 9784309279312

また、この本はクラウドファンディングで出来たものだそうです。
今どきのスタイルですね。

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思うこと 日常の一コマ

リチャード・ジュエル

 久しぶりにハリウッド映画を観ました。
監督はクリント・イーストウッド、内容を一言でいえば、えん罪ものです。それも実話だそうで。昨日のヒーローが今日は容疑者、それも限りなく「クロ」に近い…。
しかしまぁ、初動捜査の段階で犯人だと思ってすべてを見れば、それは犯人だと指し示すような事柄ばかりクローズアップされていき、どんどん修正されずに、というか、ほとんど騙しに近い手法で犯人にされていく。これをはねのけて、犯人ではないことを証明するのは至難の技です。結末は予想できていても、胸が痛くなるような展開でした。
世の中、正義ばかりが通るとは限らない。
けれども、自分を信じることは、理不尽な出来事を乗り越える手立てなんだ、と思いました。

興味のある方は、ぜひ!

http://wwws.warnerbros.co.jp/richard-jewelljp/index.html

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面白かった本

児童文学

とっても久しぶりに児童文学を読みました。
まずは「世界を変えた100人の女の子の物語」を読み始め、そこにスウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンの名前がありました。
先日、彼女の青春時代の映画を観たことも影響して、すぐに作品を探したくなりました。


昔、本当に遠い昔「やかまし村」のシリーズを楽しく読んだ記憶が蘇り、急いで図書館で探しました。
確かに今でも「やかまし村」や「長靴下のピッピ」などありました!
でも、その当時は読まなかった本を見つけて借りてきました。

タイトル「わたしたちの島で」リンドグレーン作
尾崎義訳 2014年5月 岩波書店
ISBN:9784001142228

外国の物語は登場人物の名前を覚えるのが大変です。特にこのお話は動物にまで名前がつけられ、人なのか犬なのか、うさぎなのか、兄なのか、隣の家の子供なのか、はたまた男なのか女なのか、ゆっくり話を読まないと呑み込めません。
読むときは、なるべく間をおかずに一気に行くのが良いように思います。

スウェーデンでは、冬が長くしかも太陽を見る事が極端に減るので、夏は近場の島などの家を借りて過ごすのが一般的だそうです。そしてこの物語も作者のそうした経験を元に書かれたそうです。日本人からすると、とても贅沢な気がしますが、そこは地理的条件と文化の違いでしょう。

ワクワクする冒険やミステリアスな話はありませんが、こうした何気ない日常こそが幸せであり、その時間は二度と返って来ないということ。児童向けながら、人生の真理が語られていると思います。それに子どもに対して大人は、常に対等な立場でいる事が重要なポイントです。子どものいう事だから、と軽んじられたりしない。気持ちも考えも受け止めて、一緒に泣いたり笑ったり。少しも古びた本にならない理由だと思いました。

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思うこと 面白かった本

犬について

今年の干支は「ねずみ」ですが、ずっと昔から人の側で仲間のような存在である犬の本を読みました。ペットとして気軽に飼い始めることが多いのですが、生き物は自然そのもの、相手にも感情や尊重されるべき権利?があるように思います。そうした良好な関係が築かれているとき、お互いが幸せなんだろうと思うのです。自分にも小型犬を飼っていた時期があります。小型犬は大型犬ほど散歩や食事に気を使わずに済みますが、犬には犬の感情や事情があるのは同じ。家族の一員であり、なぜか王様だったり子供だったりします。そんなことを久しぶりに思い出しました。

タイトル『グレイのものがたり』
いせひでこ著 中公文庫 2017年6月
ISBN:9784122064225

この本に出てくる犬は大型犬のシベリアンハスキー犬です。そのため訓練して人がコントロールして犬の行動を制御する必要があります。欧米ではしつけが行き届いているので、大型犬でもリードなしで散歩したり電車に乗っていたりしていて感心したものです。
文中に「甘やかすのと、かわいがるのは違う」という言葉が出てきます。この違いを理解して実践するのは、本当に難しいことですね。
主人公のグレイは訓練半ばで病に倒れ、あっけなく天国に旅立ってしまいます。その間の家族の心境や大切な時間を丁寧に記録されています。本の中でお知り合いになっただけですが、何か同じ時間を共有していたかのような気持ちになりました。読み終えたあとは、ぽっかり心に穴が空いたようです。

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日常の一コマ

友人と楽しく!

 近年、年賀状だけのやり取り(!年がわかりそう)で、実際にお会いすることが少なくなって、近況報告が山盛り状態の方々が多くなりました。けれども昨年、友人が多く住む千葉県で台風による災害が甚大でした。いつも音信不通で申し訳ないと思いつつ、お手紙を送って状況を尋ねました。皆さん、大変ではありましたが、割とすぐに日常生活を取り戻せたそうで安心しました。やはり少しは連絡を取らないと、という反省もあり、ポツポツお会いする機会を作っていこうと思う次第です。


久しぶりに古い友人と東京スカイツリーに行って来ました。とはいっても展望台には上らずに下の階のショップ巡りが目的です。セールの時期ではありますが、暖冬のせいか、あるいは買うべきものは売れてしまったのか、洋服屋さんはあまり混んでいません。それよりも雑貨や飲食店に多くの人がいました。今日は成人式があったので、午後には振袖姿のお嬢さんも見かけられて、華やかな感じでした。

イチゴのタルト
ショーケースのお菓子たち
これも迷いましたが高い!ので次回に…。
紅茶でいただきました。

しかし二人の好物はお菓子。ここに「キルフェボン」があるなんて! ということで昼食は節約し、本当に久しぶりに、ここのタルトをいただきました。
でもこんなに高かったっけ?
なんだか以前より小さくないか?
タルトの生地も微妙に薄くないか?
カスタードの量も…?
おいしかったけれど、満足感が足りないように思いました。もしかしたら、値段が高い方を選べば、たっぷり満足できたのかも。
次回は値段にビビらずに食べたいものをオーダーしたい!リベンジしたいなあ。
(と、きっと彼女もおもったハズ)


友人に感謝。
また美味しいもの、食べに行こうね。

キルフェボンのHPは下記へ
http://www.quil-fait-bon.com/info/

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休みボケ?

少し早く4日から仕事が始まりました。
家では自分のペースで何事も進められましたが、仕事はスピードと正確さが求められますし、様々なことが起こるので、それに対応していかなくてはなりませんし、いやはや目まぐるしい。少しの間、離れていただけなのに、もうヘトヘトです。
早く仕事モードに慣れなくては…!


休みの間にもう1冊読みました。

タイトル「とり残されて」宮部みゆき著
文春文庫 2018年3月
ISBN:9784167549022

短編集でミステリー仕立ての少しSF風な7編です。
かなり初期のころの作品ですが、内容が古びたりしていないところがすごいと思いました。あり得ないようなお話だけれども、身近に恐ろしいことが潜んでいそうな気がして、そっと後ろを振り返ってしまう。けれどもラストは、どんなに辛いお話でも、いつも前を見て生きていこうよ、というメッセージを感じます。

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未分類 面白かった本

そろそろお仕事モードへ…。

長かったお休みも、そろそろお終いです。年末は少し早めに休みを取りましたので、例年になくゆっくりできました。その分休みボケで、たまった仕事にオタオタすることでしょう。予想できてしまうのが、なんとも…。気持ちも新たにやる気満々で臨みたいという希望はある。絶対ある!頑張ろう!
自分で自分を応援する気持ちです。

休み中に読んだ本です。

タイトル『わたしの木、こころの木』
絵・文 いせ ひでこ 2014年7月
ISBN:9784582836677

いせひでこさんの絵が好きで、時々絵本を見ています。上記の絵本は「婦人之友」に連載されたものに加筆修正して作られたものです。私はいつも木の様子を観察するのが好きで、写真に撮ることも多いのですが、木の名前を覚えるのは全くダメです。よく見わけができる「桜」「松」「ヒマラヤスギ」はいいのですが。でも「松」といっても、黒松、赤松など多くの種類があって、その見分けは私には難しいのです。そのため、心の中で木の名前は呼ばずに「こんにちは」などと話しかけています。(変人?)
木と仲良くなると、風や匂いに敏感になります。都会には森が少ないので、数本の木に自然を感じるなんて大げさなようですが、それでもリラックスするように思います。時には街路樹や公園の木を観察してみてください。ただ、最近街路樹は剪定されすぎて木の生命の勢いがそがれてしまっていて、とてもかわいそうです。

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未分類 面白かった本

どんどん読書!

 長いお休みは滅多にないので、読書三昧は目標でした。でも小掃除やら買い出しやらで、なかなかまとまった時間がとれず、1日中本に没頭とはいかないところが悲しいです。
それでも2冊目です。読みました。

『アンソロジー 隠す』
 大崎 梢・加納明子・近藤史恵・篠田真由美・
柴田よしき・永嶋恵美・新津きよみ・福田和代・
松尾由美・松村比呂美・光原百合
文春文庫 ISBN:978-4-167913892 2019年11月

タイトルのテーマでそれぞれの作家による短編ミステリーのアンソロジーです。久しぶりのミステリー、しかも短編ということで、あっという間に読み終わりました。趣向を凝らしたお話が次々読めて、楽しいです。さらに隠れた共通点を探すことができます。ミステリーもその時代を映した内容に進化していくものだと実感します。
ちなみにこちらは、アンソロジー第3弾ということで、これより前に「捨てる」「毒殺協奏曲」が出ているそうです。(第2弾「毒殺協奏曲」はPHP文芸文庫)時間があれば、こちらもね。
そろそろゆったりしたお休みもお終いです。
心も体もお仕事モードに切り替えが必要です。
なんだかリフレッシュというより、怠惰な習慣が身についた感じです。まずい!

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謹賀新年

 あけましておめでとうございます。元旦は、本当に良いお天気に恵まれました。大晦日は風が吹き荒れて、ものすごく荒れたお天気でしたので、今日の晴天が一層まぶしく感じられました。また、新年早々の晴天ですから幸先が良いと思います。今年はオリンピックイヤーということで、何かと騒がしい年になりそうですが、世界の一流選手のパフォーマンスを観ることができるのは、とても楽しみです。あっいえ、チケツトは、手に入らなかったのでテレビ観戦です。

ようやく1冊読み終わりました。

『世界しあわせ紀行』
エリック・ワイナー著
関根光宏訳 早川書房
ISBN:978-4-150504663

なんとなくタイトルに興味が湧いて読み始めました。著者はアメリカ人です。欧米の方々は表現というか言い回しが、論理的すぎて読みつかれるので、普段はあまり手に取らないのですが、アメリカに「しあわせ」について追究する人がいるのだと思って意外な感じがしたのです。こういう話題は哲学者の出番かな、と思っていましたから。(もちろん作中には高名な哲学者の言葉が引用されています。)この本は最新の幸福学研究の結果に基づいて、人びとの幸福感が高い国々とそれほど高くない国々を訪問し取材した内容をまとめたものです。しかし何をもって幸福か否か測るのか、幸福とはそもそも主観的なもので、外からはうかがい知れないことではないのか?
それでも実際に「あなたは幸福ですか?」と街頭でインタビューし、さらにその人の親族や友人に「○○さんは幸福そうに見えますか?」と質問する。そうすると本人の感じている幸福感と外部の評価は合致する傾向があるのだとか。そうして得られたデータから幸福感の高いスイス・ブータン(この国はやはり外せませんね。)カタールなど10か国について書かれています。不幸な国々は紛争や内戦で住む場所や命までも奪われる危険なところですので、今回は訪れていません。
読後の感想は、うーん疲れた!です。
要は自分次第なのです。幸福感は、環境や文化などの影響があるとはいえ、やはりとても個人的な内面的なものであって、データは統計以上でも以下でもないし、データによって幸福感が増えたり減ったりもしない。なーんだ!