今日は冬至というので、お風呂にゆずを1個投入しました。なにしろ1個ですから、良い香りが充満ということはなくて、ほのかに香りがあるかないか、という奥ゆかしいものでした。やはり2~3個入れると違うのかも、です。
いよいよ年も押し詰まってきました。
掃除や部屋の散らかり具合が、とても気になります。
ちゃんとやれば気持ちが良いのはわかっています。
でも、やればやるほど際限がない、普段どれだけ見て見ぬふりをしているか、よくわかります。
今年も大掃除ではなく、小掃除でいきます。
さて、今回もエッセイの感想です。
読んだのは、下記の本です。
タイトル「下北沢について」吉本ばなな著
幻冬舎文庫 平成31年2月
ISBN:978-4-344-42840-9
吉本さんの作品は実は1冊も読んだことがありません。小説やエッセイもまるきりご縁がありませんでした。この本はエッセイで、下北沢への愛着が語られています。土地に呼ばれたかのように住み始めて、その居心地の良さに今も住み続けていらっしゃる。お気に入りの街の条件は人それぞれ違うと思いますが、吉本さんにとっては近所づきあいが決め手のよう。つかず離れず、でも一大ピンチの時には深く助け合ってくれる人に巡り合う。そんな人と出会えるお店が何軒かあって、もちろん子連れもOKで。
そんな下北沢も時代の変化には抗しきれず、昭和の香りのする店はどんどん消えていったそうです。(それは下北沢に限りませんね)そんなに長く同じ街に住み続けたことがないので、そこまで愛着を持てることに憧れます。私にとって住みたい街はどこだろう?
こちらのお店にはHPはなく、Facebookでイベントなどの情報を公開しているようです。地下では映画の上映もあるらしい。Googleで検索しても見られます。昭和レトロがお好きでしたら、ぜひ。