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日常の一コマ 未分類

大晦日

 大掃除ならぬ小掃除をしていたら、いつの間にか大晦日となりました。小掃除といえども、普段の掃除がおおざっぱなものですから、意外とここもあそこもと気になりだすと大変です。そしてまた、掃除というものは片付けとセットになっています。片付けとは、つまり不用品を見極めて捨てることです。それで時間がかかるのですね。
(休んでばっかりだったかも… ですが)
そのような年末で、ようやくお飾りを用意し、カレンダーを取り換えて、「おせち」らしきものを買い整え(決して作りません。煮物とお雑煮以外は。)祝箸も忘れずに準備しました。
これで、なんとか新しい年を気持ちよく迎えることができそうです。

新しい年が皆様にとって、幸せな1年になりますようにお祈りしています。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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日常の一コマ 面白かった本

ゆず湯にしました。

 今日は冬至というので、お風呂にゆずを1個投入しました。なにしろ1個ですから、良い香りが充満ということはなくて、ほのかに香りがあるかないか、という奥ゆかしいものでした。やはり2~3個入れると違うのかも、です。
いよいよ年も押し詰まってきました。
掃除や部屋の散らかり具合が、とても気になります。
ちゃんとやれば気持ちが良いのはわかっています。
でも、やればやるほど際限がない、普段どれだけ見て見ぬふりをしているか、よくわかります。
今年も大掃除ではなく、小掃除でいきます。

さて、今回もエッセイの感想です。
読んだのは、下記の本です。

タイトル「下北沢について」吉本ばなな著
幻冬舎文庫 平成31年2月 
ISBN:978-4-344-42840-9

 吉本さんの作品は実は1冊も読んだことがありません。小説やエッセイもまるきりご縁がありませんでした。この本はエッセイで、下北沢への愛着が語られています。土地に呼ばれたかのように住み始めて、その居心地の良さに今も住み続けていらっしゃる。お気に入りの街の条件は人それぞれ違うと思いますが、吉本さんにとっては近所づきあいが決め手のよう。つかず離れず、でも一大ピンチの時には深く助け合ってくれる人に巡り合う。そんな人と出会えるお店が何軒かあって、もちろん子連れもOKで。
そんな下北沢も時代の変化には抗しきれず、昭和の香りのする店はどんどん消えていったそうです。(それは下北沢に限りませんね)そんなに長く同じ街に住み続けたことがないので、そこまで愛着を持てることに憧れます。私にとって住みたい街はどこだろう?

こちらのお店にはHPはなく、Facebookでイベントなどの情報を公開しているようです。地下では映画の上映もあるらしい。Googleで検索しても見られます。昭和レトロがお好きでしたら、ぜひ。

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お遊び 未分類

軽井沢へ

 思い立って、日帰りで軽井沢へ行って来ました!正確に言えば、中軽井沢の「トンボの湯」です。ハルニレテラスという星野エリアにある一画の公衆温泉です。ハルニレテラスでは、季節に応じたイベントが企画されていますが、宿泊しないと参加が難しいものが多いところが残念です。例えば、朝ヨガの講座と温泉がセットだったり、マッサージと温泉だったり…。これは日帰りでも可能ですが、帰りたくない!と思ってしまいそうです。また、敷地の奥には「ピッキオ」という施設があって、ネイチャー体験ができます。朝の鳥の観察会や、夜のムササビ観察など。バードウオッチングには以前に参加しました。けれども双眼鏡をお借りしていましたが、なかなか鳥の姿を見つけることができなくて、鳴き声と姿を一致させることができませんでした。きちんと図鑑まで貸出されていたのに。それでも、普段触れることのない森の空気や生き物の気配を体感できて楽しかったです。また季節を変えて参加したいと思っています。冬場は小さな池がスケートリンクになりまして、スケートを楽しむこともできるのです。
今回は本格的な冬の前だったので積雪がないけれど、紅葉はすでに終了して木々の葉っぱは一枚もない…。なんとも中途半端な季節でした。でも寒いのは苦手ですので、私的にはベストでした。浅間山をこんなにはっきり見たのもほとんど初めてという感じです。お湯は、硫黄臭くないので銭湯感覚で楽しめます。こちらは飲料にも適した温泉で、脱衣場に飲める場所がありました。ピリッとした空気の中の露天風呂は最高です。
お昼は、ハルニレテラスの中にあるお蕎麦屋さんへ。
ちょっと奮発して天ざるを。エビが大きくてびっくりしました。おいしかったな。
ゆったり適当にくつろげるのがうれしくて、思い立つと出かけます。とはいえ年に一度くらい、行かれれば良いほうです。

もし興味がありましたら下記のアドレスへhttps://www.hoshino-area.jp


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未分類 風景

寒くない⁈

このところ、お天気が悪くても、あまり寒さを感じません。(寒かった日は1日くらい。)寒いのが苦手ですから、大歓迎の気温ですが、温暖化の影響かもしれないと思うと、複雑な気分です。でも紅葉を長く楽しめているのは、嬉しいことです。

今、港区の芝公園ではクリスマスイベントが行われています。クリスマスグッズの販売は、もちろんワークショップもあり、オリジナルグッズを作れるようです。屋台での飲食も魅了的。ドイツのビールがたくさん飲めそうです。ぜひお立ち寄りください。

詳細は下記へ

/https://tokyochristmas.net/

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未分類 面白かった本

とうとう12月!

 今年も残りひと月を切りました。
早いですね。本当に。年初には、あれもこれもやってみたい、と計画していましたが思うようには進んでいません。
けれども、拙いながらも自分でこのブログを作ることができたのは、嬉しいことです。

山茶花はだいぶ盛りを過ぎて、あまりきれいとは言えない状態です。まもなく木々の葉も全部落ちてしまうことでしょう。本格的に冬がやってきます。

最近、エッセイを読みました。
『旅人よ どの街で死ぬか』 伊集院 静 著
 集英社 2017年3月 
 ISBN:978-4-08-781623-5

いわゆる旅行先の案内などではなくて、著者にとっての旅の本質を見つめなおす内容です。名所にはいかずに、なるべく場末の酒場や、あるいはあてもなく歩き回ったり、非日常を体験することで、みえてくるものがある…。世の中は解決できない矛盾に満ちています。でもだからと言って、それらを放り出すことはできません。苦しみながらも、泣きながらでも、歩き続けるしかありません。旅は、決して現実逃避ではなく、むしろ自分をみつめる時間だというのが著者の考えです。そして旅は人生そのもの。
さすがに酒場やカジノばかりに足を向けるわけにはいきませんが、なるほど美しい風景は一瞬の感動で終わってしまうな、と思います。
無駄と思えるような時間の使い方こそが最高に贅沢な旅=人生なのかもしれません。