読書の秋、なので?「朗読会」に行ってきました。
お仕事で企画をして運営をしたことがありますが、純粋に聴き手として参加したのは初めてです。まずは、お客様の入り具合や反応を気にしなくて良い、というのはリラックスできます。お話に集中できます。そして「会」の進行具合、時間通りに進んでいるか、気にしてました。(大抵、時間って押すんです。つまり進行が遅いことが多い。)時間内に終了させることも大事ですから。
さて、今回は下北沢のカフェ借り切りで行われた「橋谷能理子ともにじん 朗読ライブ ~下北沢の本の森から~」に行ってきました。橋谷さんは、日曜日の「関口宏のサンデージャポン」で “風を読む” を担当なさっている方です。橋谷さんがセレクトした絵本を5冊朗読し、後半は「もにじん」の特別ライブという構成です。「もにじん」とはハーモニカとクラシックギターのユニットで主にブラジル音楽を演奏しています。珍しい組み合わせですが、音色もバッチリ雰囲気があっていて心地よい音楽を演奏してくださいます。オリジナル曲も作ってすでにCD3枚も出していらっしゃいます。
特に心に残ったのが「たいせつなこと」という絵本です。「作者:マーガレット・ワイズ・ブラウン 訳者:内田也哉子 2001年9月 フレーベル館 ISBN:4-577-02288-5」
是非、読んでいただきたい本です。辛くて悲しいとき、心の支えとなるでしょう。
絵本は短い文章で、とても分かりやすく、それでいて人生で大事なことをストレートに伝えてくれるものです。文章を理解することが困難な時でも、絵を眺めるだけで心が安らぐこともあると思います。もしかしたら、大人にこそ絵本が必要なのかもしれません。
本当に「本」だらけのお店でした。ジャンルもバラバラ。
大変人気のあるイベントでしたので、広くない店内で人がぎっしり、スツールに敷物が載っている簡便な椅子がほとんど。それでも途中で退場する人はいませんでした。
また機会があれば、参加したいと思います。
そしていつか、私の朗読会を開催したいと思っています。ご期待ください!